価格表&注文書

Contents

調べたい項目をクリックすると、説明ページに飛びます。「はじめに」は、必ずお読みになること をおすすめします。「チュートリアル」ではSuperScroller の基本的な操作方法を順を追って解説してあります。なお、本マニュアルの内容は予告なしに変更することがあります。

1 セットアップ

 はじめに――SuperScrollerの用途

 必要な実行環境

 SuperScrollerの機能

 インストールアンインストール方法

  ディスプレイカードとディスプレイモニターの調整

 体験版の制約

 サポートについて(連絡先)

2 チュートリアル

 文字列をスクロールさせる

 ビットマップ画像をスクロールさせる

 文字、縁取り、飾り、縦書きの設定

 エフェクトについて

 モーションの設定

 キーの設定について

 背景画を設定する

 トリガーキー設定の応用(複数ページのトリガー)

 シーケンサ

3 SuperScrollerを使いこなすために

 オプションメニューについて

 ビットマップのローテーション機能

 背景画について

 「プロジェクト」ウィンドウの各ボタン

 実行モードと表示優先順位

 複数行のテロップ

 マウスの右ボタンクリック

 アンチエイリアスの制限

 マットの属性

 特殊キーについて

 登録可能なキー

 プリロード機能

 MIDIによるトリガー

 シーケンスファイルについて

 フォルダーの説明(高度な知識)

 データの互換性

4 トラブルシューティング

FAQ追加版

5 用語解説


1 セットアップ

はじめに――SuperScrollerの用途

このたびはXecoo(ゼクー)SuperScrollerをご選択いただきまして誠にありがとうございます。

SuperScrollerは、従来では考えられない驚異的なスピードと滑らかさを誇るテロップのスクロールをPC上で実現。テロップ作成、編集、シーケンサによる制御などを簡単に行うことができます。

ビデオ映像との合成で、広告、放送、音楽、映像ソフト制作の現場で活躍するのはもちろんのこと、PCモニタ上での多彩な表現を利用して博覧会、店頭などでのプロモーション、プレゼンテーションにも威力を発揮します。また家庭でのビデオ編集にご利用いただければ、楽しいソフトの制作に一役かうことうけあいです。

ご注意!

SuperScrollerはご使用になるパソコンの性能と使用環境により、正常な効果が得られない場合がございます。この「SuperScroller体験版」では、従来のパソコンでは考えられないほどの非常になめらかなスクロール効果を体感していただけますが、もしご使用のパソコンで本来のスムーズなスクロール効果が得られない場合はトラブルシューティングをご覧になり、原因を探ってみてください。

必要な実行環境

本プログラムを実行するには以下の環境が必要です。

■対応PC

DOS/V機

CPU:Pentium 100MHz 以上(200MHz以上推奨)

メモリー:32MB以上(64MB以上推奨)

ハードディスク空き容量:25MB以上(40MB以上推奨)

ディスプレイモード:

SVGA (800× 600) 以上

XGA (1024×768) を推奨

16ビットカラー以上のサポート

DirectX のサポート(ビデオドライバでサポートされていない場合、ソフトのエミュレーションが働きますが、なめらかな表示はできず実用に耐えません)

■対応OS

Windows95、Windows98

■対応ビデオカード

DirectDraw対応カードが必要(必須)。また搭載されているビデオRAMの容量も大きい方がパフォーマンスが向上します。DirectDraw 対応でなくても一応動作はしますが画像のスクロールがぎくしゃくし、本来のなめらかなスクロール効果は得られません。

またスクリーンサイズサイズは最低でも SVGA( 800×600 ドット)、カラー深度(カラーデプス)は16ビット以上が必要です。ただしスクロールの実行時は VGA( 640×480 ドット) 8ビット(256色)カラーになります。

ノートパソコンでの使用: 文字や絵をスクロールするとき、液晶表示に残像が残り表示の画質が落ちる場合があります。 一部のビデオカードでは 大きなサイズの文字や絵を登録したとき正しく機能しない場合があります。一般的にデスクトップ機に比べてスクロールの性能が落ちるのでお薦めできません。

■本プログラムを映像編集のタイトラー/テロッパーとして利用するためにはパソコンの画面をテレビの信号(NTSCなど)に変換するハードウェア(VGA-NTSCコンバータ)と外部ビデオ映像との合成を行なうビデオミキサー(コンバータに内蔵している製品もある)が必要です。なおビデオミキサーにはルミナンスキー合成機能またはクロマキー合成機能が必要です。

手頃なパソコン画像と外部ビデオ映像の合成装置としてはコンパル社「すーぱーてろっぱー」、ローランド社「ビデオくん編集スタジオ」、ローランド社「ビデオキャンバスV−5」等があります。本プログラムはテロップを作成、スクロールさせるだけで外部映像との合成は行いません。合成には上記機器等をご使用ください。

■ビデオ設定の垂直周波数が75Hz等の60Hzから離れた周波数に設定されている場合、ローテーションスクロールに影響が出ることがあります。詳細解説はこちら

■テロップの登録や編集など通常の作業はユーザの設定した任意の画面解像度で行われますが、テロップをスクロールさせる実行画面に入ると画面サイズは強制的にVGA(640×480)サイズになります。 実行モードを終了すると画面解像度は元に戻ります。

SuperScrollerの機能

■文字列を入力することでテロップを自動作成し、スタート位置、ストップ位置、速度などを決めてスクロールさせることができます。文字にはマット、影、テクスチャーなどを付加できます。

■テロップはパソコンのキーと対応付けることができ、複数のテロップを複数のキーに割り付けることで パソコンのキーを押すだけで次々とテロップを出すことができます。ひとつのキーに複数のテロップを割り付けて同時に複数のテロップを出すことも可能です。またMIDI機器からのトリガーも可能です。

■スタート位置、ストップ位置の他、中間にポーズ位置をプログラムして途中で一回止めたあとストップ位置へ移動させることもできます。

■文字と同様に絵(ビットマップ)もスクロールさせることができます。絵自体をスクロールする他に画面一杯の絵を登録して、その絵を上下、左右または斜めにローテーションスクロールさせる事ができます。これによって無限に流れる景色を演出することも可能です。

■テロップと同様に背景画を登録することができます。背景画は常に一番奥に表示され、スクロールしません。また複数の背景画をキーで切り替えることも可能です。

実行モードでキーを次々と押したプロセスを記憶させて後で自動的に再現することができます。(シーケンサ機能

インストール方法

SuperScrollerをご使用になる前にCD-ROMから必要なファイルをハードディスクにコピーして初期設定する必要があります。これらの作業はインストーラが自動で行います。CD-ROMを挿入するとインストーラが自動で立ち上がります。またはCD-ROMのルートにあるLaunch.exeプログラムをダブルクリックするとインストールを開始します。あとはインストールプログラムの指示にしたがってください。

※CD-ROMには複数のソフトが入っていますので、SuperScrollerのところをクリックしてインストールを開始します。


アンインストール方法

本プログラムが不要になった場合、ハードディスクから削除することができます。ただしTempフォルダ に作成されたビットマップは自動で削除されませんのでTempフォルダごとあらかじめ手動で削除しておいてください(ユーザーがDataフォルダに追加したデータも同様です)。アンインストールを開始する前に本プログラムをはじめDirectDrawを使っているプログラムはすべて終了してください。[スタート]メニューのプログラムグループ内に「SuperScrollerの削除」がありますので、そこを選ぶことでアンインストールできます。

※タスクバーの [設定]メニューから コントロールパネルを開き、[アプリケーションの追加と削除]を開き、リストからSuperScrollerを選択し[追加と削除]ボタンをクリックする方法も可能です。

ディスプレイカードとディスプレイモニターの調整

以下につきましては、必ずしも調整しなくてもSuperScrollerをお試しいただくことはできますが、できればご使用前に調整されることをおすすめいたします。

SuperScrollerはTVやVTR等の一般ビデオ信号との整合性を考え、解像度は横640×縦480で垂直周波数60Hzを想定して設計されています。そのためより最適な動作ができるようにパソコンのビデオカードとディスプレイモニターの調整をしておくことをおすすめいたします。垂直周波数が異なるとスムーズに表示されないばかりか、SuperScrollerで設定したスピードや表示時間等が狂うことになります。

■ビデオカードの調整

1.パソコンのモニター画面の空いている所にマウスカーソルを持っていき右ボタンをクリックします。メニュー画面が出ますので「(画面の)プロパティ」という項目を左ボタンでクリックします。「画面のプロパティ」のウインドウが開きます。

2.「画面のプロパティ」の「ディスプレイの詳細」を開きます。

3.画面サイズ/デスクトップの領域サイズを640×480にセットします。

4.次に「調整」を開きます。

5.垂直周波数の表示が60HzになっていればそのままでOKですが、その他の場合は60Hzにセットする必要があります。「リフレッシュレート変更」を開き60Hzにセットしてください。

※上記の設定ウインドウはビデオカードのメーカーや型番により異なります。詳しくはビデオカードの取扱い説明書をご覧ください。

※この状態で次にディスプレイモニターの調整を行ないます。それが終了すれば元の画面サイズ/リフレッシュレートに戻してください。

※ビデオ出力のあるカードの場合は「ディスプレイの詳細」の中に出力設定がある場合が多いので、これも併せて設定してください。

■ディスプレイモニターの調整

1.上記の状態(640×480/60Hz)でディスプレイモニターが正しく表示されるようにディスプレイモニターのボタン/ツマミを操作して調整してください。(画面サイズと表示サイズが合うように)すでに正しく表示されている場合は調整は不要です。

※ディスプレイモニターの調整が合っていないと画面が左右上下のいずれかにずれて表示されたり、サイズが小さく表示されたり、一部が欠けて表示されることがあります。画面サイズや移動の各ボタン/ツマミを操作して、正しく画面いっぱいに表示されるように調整してください。もし設定が記憶できるタイプでしたら正しく表示された状態で設定を記憶させてください(そのようなボタンが無いモニターでも通常はその解像度での設定として自動的に記憶されています)。

2.正しい表示状態になったら、上記「画面のプロパティ」のウインドウに戻り、これまでの表示サイズ(800×600、1024×768、等)に戻してください。スクロール実行時に自動的に640×480になり、実行が終了するとまた元の画面に戻ります。

■スクロール実行の前に

このソフトはパソコンの描画性能の限界に挑戦したソフトです。より快適なスクロール描画を行なうためにはCPUの負担をできるだけ減す必要があります。そのため「EPSONプリンターウインドウ」等常駐するソフトは必ず停止させてください。また、「MicroSoft Officeショートカットバー」等の常駐ソフトの影響により、スクロール実行終了後に元の画面サイズに戻らないことがあります(これら常駐ソフトもできるだけ停止させてください)。

体験版の制約

体験版には下記の制約が設けられております。

●作成されたデータの保存ができません。

●スクロール実行画面に「SuperScroller 体験デモ中」の文字が表示されます。

なお、体験版ソフトはパスワードを入力することで、そのまま製品版になるようになっています。同封の注文書でご注文いただき、当社でご入金を確認しますとパスワードを発行いたします。そのパスワードをヘルプメニューから入力すると、以後製品版としてご利用いただけます。

ご注文の際にはヘルプメニューの「パスワード登録」をクリックして出てくる「登録コード」を必ず記入してください。登録コードがないとパスワードを発行できませんのでご注意願います。

価格表&注文書


サポートについて(連絡先)

本製品の問い合わせについては当社までご連絡ください。お問い合わせの際には、下記のフォームに従い、できる限りFAXかEメールでお問い合わせください。

なお体験版のお客様につきましてはFAX/Eメールでのみの受付となります。(お電話では受付いたしません)



○ユーザー番号(ID):

○名前:

○電話番号:

○FAX番号:    

○E-mailアドレス: 

○住所:

●製品名:スーパースクローラー

●登録コード:

●バージョン:

●お問合せ内容: (なるべく具体的に)

●使用コンピュータのメーカー名、品名、型番:

●上記コンピュータのCPUの型番、動作周波数:

●搭載メモリ:

●HDD の空き容量:

●OS の種類、バージョン:

●使用ビデオカードのメーカー、機種名:

●使用画像合成装置のメーカー、機種名:



 (株)ゼクーテクニカルサポート

  TEL:06-783-4977 FAX:06-783-6995

 ●お問い合わせ時間

  月曜日〜金曜日(年末年始、祝日を除く)

  13:00〜17:00

 ●メールアドレス

  support@xecoo.co.jp

 ●ホームページ

  http://www.xecoo.co.jp

 


2 チュートリアル

■基本編

最も基本的な使い方を説明します。

文字列をスクロールさせる

まずシンプルなテキストをスクロールさせてみます。

1.SuperScrollerを起動するとオープニング画面に続いて「プロジェクト」ウィンドウが現われます。新規作成時には、まずプロジェクト名を設定します。

2.「追加」ボタンをクリックし「テロップ編集」ウィンドウを開きます。

3.テキスト入力欄にマウスカーソルを置き、キーボードから文字を入力します。

→フォントや文字色その他の効果を指定したい。

4.「再描画」ボタンをクリックするとテロップ画像がビットマップファイルとして作成されます。

5.テロップ画像をマウスでつかみスタート位置にその画像を置き「スタート位置」ボタンを押します。

6.テロップ画像をマウスでつかみストップ位置にその画像を置き「ストップ位置」ボタンを押します。

※実行時にはバックの画面の黒い枠内が画面全体として表示されます。ただしスタート位置、ストップ位置はこの枠を超えて設定できます。

※スタート位置、ストップ位置は数値入力でも指定できます。また水平、垂直方向の移動の場合は「横のみ移動」「縦のみ移動」をチェックしておくと、必要方向にのみ移動するようになります。

→テロップを途中で停止させたい、スクロールのスピードを変えたい。

7.「OK」ボタンをクリックすると「プロジェクト」ウィンドウに戻ります。

8.さきほど作成したテキストに「キー」が自動的に割り当てられています(この場合は「1」)。「実行」ボタン(またはESCキー)を押し、指定のキーを押すとスクロールが始まります。

※実行画面に移る時には必ずキーボードを英数半角モードにするようにしてください。

→スクロールをトリガーするキーを自分で設定したい。

9.実行画面から「プロジェクト」ウィンドウへ戻りたい場合はESCキーを押します。さらにテロップを増やしたい場合は「追加」ボタンで「テロップ編集」ウィンドウを開き、同じ手順を繰り返します。設定をやり直したい場合は「プロジェクト」ウィンドウで該当ページを選択してダブルクリック(または「編集」ボタン)で「テロップ編集」ウィンドウに戻ります。


ビットマップ画像をスクロールさせる

プロジェクト にビットマップ画像のテロップを加えてみます。手順はほぼテキストの場合と同じです。

1.「追加」ボタンをクリックし「テロップ編集」ウインドウを開きます。

2.「ビットマップ」にチェックを入れ「ビットマップ設定」ダイアログを開きます。

3.「参照」ボタンをクリックしビットマップ画像ファイルを選択します。サムネイルで画像をプレビューしたい場合はファイルの一覧から見たい画像ファイルを選択してください。ここでは小さな画像を文字列同様にスクロールさせることにします。パスが登録されますので、そのまま「OK」ボタンをクリックします。

→大きな画像を背景画に設定したい。

4.ビットマップ画像をマウスでつかみスタート位置にその画像を置き「スタート位置」ボタンを押します。

5.ビットマップ画像をマウスでつかみストップ位置にその画像を置き「ストップ位置」ボタンを押します。

※スタート位置、ストップ位置は数値入力でも指定できます。また水平、垂直方向の移動の場合は「横のみ移動」「縦のみ移動」をチェックしておくと、必要方向にのみ移動するようになります。

→テロップを途中で停止させたい、スクロールのスピードを変えたい。

6.「OK」ボタンをクリックすると「プロジェクト」ウィンドウに戻ります。さきほど登録したビットマップに「キー」が自動的に割り当てられています(この場合は「2」)。「実行」ボタン(またはESCキー)を押し、指定のキーを押すとスクロールが始まります。

※実行画面に移る時には必ずキーボードを英数半角モードにするようにしてください。

→スクロールをトリガーするキーを自分で設定したい。

7.実行画面から「プロジェクト」ウィンドウへ戻りたい場合はESCキーを押します。さらに画像を増やしたい場合は「追加」ボタンで「テロップ編集」ウィンドウを開き、同じ手順を繰り返します。設定をやり直したい場合はページを選択してダブルクリック(または「編集」ボタン)で「テロップ編集」ウィンドウに戻ります。

文字、縁取り、飾り、縦書きの設定

作成したテロップのフォントや文字色を変えてみます。まず「プロジェクト」ウィンドウで編集したいページをダブルクリックして「テロップ編集」ウィンドウを開きます。

1.まず「文字」のコーナーから説明します。「フォント」ボタンをクリックして好きなフォントを選びます。「太字」や「イタリック」などの文字効果もここで設定します。

2.「文字色」ボタンをクリックして色をパレットから選んで設定します。

3.文字の大きさは「高さ」「幅」の数値で変えることができます。

4.「文字の透明度」の数値を変えることで擬似半透明効果が表現できます(不透明は0%)。また2行以上のテロップの場合は「複数行縦スペース」の数値で行間を設定、左寄せやセンタリングなど行の置き方を選べます。

5.「縦書き」をチェックすることで、縦書きにすることができます。

「スプリット」は映画のタイトルロールなどでよく使われる配置です。 

5.「縁取り」コーナーへ移ります。「縁取りの色」ボタンで縁取りの色をパレットから選んで設定します。

6.縁取りの厚みは「厚み」の数値で設定できます。縁取りが不要な場合は0%に設定します。

7.「端をぼかす」をチェックすることで、縁取りをぼかすことができます。

8.「飾り」コーナーへ移ります。影やマットなどの飾りはここで設定します。

※影の設定で立体的な文字テロップが作れます。影の方向は上下左右斜めの8方向が可能(ただし「擬似3D」をチェックした場合は斜め方向のみ有効)。影の厚みは「横方向ずれ」「縦方向ずれ」に数値を入力して設定します。影の色や透明度もここで設定。「端をぼかす」をチェックすると影の色が白方向へグラデーションします。

以上の編集をしながら、適宜「再描画」ボタンを押すことで効果を確認することができます。


エフェクトについて

テクスチャー文字やテクスチャーマットの設定は「エフェクト」コーナーで設定できます。

1.文字にテクスチャーを貼り付ける場合はメニューから「テクスチャー文字」を選びます。

2.テクスチャーにするビットマップファイルを「参照」で選択します。

3.「再描画」ボタンをクリックすると、文字にテクスチャーが貼り付けられます。

テクスチャーマットの設定も同様です。

モーションの設定

作成したテロップのスクロールスピードやポーズ設定をしてみます。まず「プロジェクト」ウィンドウで編集したいページをダブルクリックして「テロップ編集」ウィンドウを開きます。

1.テロップを途中でポーズさせたい場合は「ポーズ」をチェックし、テロップ画像をマウスでつかんでポーズさせたい場所へ置きます。

2.ポーズさせる秒数をキーボードから入力します(小数点以下も入力可能)。

3.必要に応じてスクロールのスピードを設定します。

※ポーズしないテロップの場合、スピードは「スピード1」に数値入力(DPS)することで設定します。ポーズするテロップの場合はスタート位置からポーズまでが「スピード1」、ポーズからストップまでが「スピード2」、という風にポーズ前後でスピードを変えることができます。

4.「ディレイ」に数値を入力して、キートリガーをかけてからスクロールが行われるまでの時間を設定することもできます。

※スクロールしてきたテロップがポーズ位置で任意の秒数停止したあと消える、という動きにしたい場合は、ポーズ位置とストップ位置を同じ場所に設定することで消すことができます。

※「GoTo」ボタンを押すと、スタート、ポーズ、ストップなどあらかじめ設定してあった位置へテロップが即座に移動します。すでに作成したテロップを再編集する場合や、スタート位置ストップ位置を決定してからテロップ画像を動かしてしまった場合など、スタート/ストップの位置が直感的にわからなくなった時、「GoTo」ボタンを使うと便利です。

以上、モーションの設定については文字テロップであってもビットマップ画像のテロップであっても同じ手順で設定できます。なおスピード(DPS)はあくまでも目安であり、マシン性能に依存します。

キーの設定について

各テロップ情報のページには自動的に空いているトリガーするキーが割り当てられますが、「テロップ編集」ウィンドウの「キー」でキー名を設定することもできます。


■応用編

背景画を設定する

大きなビットマップ画像を背景にして文字やビットマップ画像をスクロールさせたい場合。

1.静止背景の場合

「ビットマップ設定」ウィンドウで「背景画に設定」にチェックを入れることで静止背景画に設定可能です。背景画にもトリガーキーが割り当てられますので、実行画面ではそのキーを押すことで表示されます。トリガーキーを押さなければ表示されません。

→画像を選択すると「この画像はVGAサイズではありません」と警告が出る

※背景画は特に位置を指定しなくても常に画面全体を覆うように一番奥に表示されます。また一度に表示される背景画は常に1枚で、別の背景画のキーを押すとそちらに入れ替わります。

→背景画を出したり消したりしたい

2.ローテーション背景の場合

「ビットマップ設定」ウィンドウで「ローテーションをおこなう」にチェックを入れ、ローテーション方向を設定します。ローテーション速度は「テロップ編集」ウィンドウの「スピード1」で設定します。

※不連続な背景画の場合「オプション」メニューの「ローテーション画の作成」機能で鏡像画像を生成させることが可能です。

※SuperScrollerではVGAサイズの画像をローテーションさせることができるので、あたかも「背景がローテートしている」ように見えますが、厳密にはローテーション画像は「背景画」ではありません。詳しくは詳細解説をご覧ください。

→小さな画像をローテーションさせたい

トリガーキー設定の応用

文字サイズやフォント、色設定等が異なる文字列を同時にスクロールさせたい場合や、複数ページを一つのキーでトリガーしたい場合(連続スクロールさせたい場合)には以下のようにしてください。

1.ひとつのページでは1種類の文字デザインしか設定できませんので、複数のページに分けて文字列を作成します。

※「プロジェクト」ウィンドウの「コピー」ボタンを使うと便利です。

2.作成したページのトリガーキーを同じキーに設定することで、複数ページを同時にスクロールさせることが可能です。

※ひとつのキーに登録できるページは最大16ページまでです。

※MIDIデバイスを使ってテロップをトリガーすることも可能です。


シーケンサ

キートリガー操作をそっくりそのままシーケンサに記録し連続自動再生させることが可能です。また、編集機能により正確なタイムスケジュールを組んでの連続自動再生させることも可能です。

1.「プロジェクト」ウィンドウで「シーケンサ」ボタンをクリックします。これで現われるテープレコーダー式のパネルが「シーケンサ」ウィンドウです。

2.「REC」ボタンを押すことで、実行画面に移り、リアルタイムレコーディングがスタートします。

3.キーボードを操作し順次データを記録します。

4.記録を終了させるにはキーボードの「ESC」キーを押します。

5.「PLAY」ボタンを押すことで、さきほど記録したデータが連続自動再生できます。

6.キーボードの「ESC」キーでストップし、シーケンサ画面に戻ります。

7.「EDIT」ボタンを押すことで編集画面に入ります。

8.編集画面ではイベントデータの修正(キー名やトリガー時間)や追加や削除も可能です。

9.「SAVE」ボタンでシーケンスデータの保存をします。

このようにして作成したシーケンスデータ(.seq)はシーケンサの「OPEN」ボタンで呼びだして再生できます。「LOOP」ボタンをオンにしておけばループ再生も可能です。シーケンサ画面を終了する時は「EXIT」ボタンを押します。

→保存されたシーケンスファイルについて。


3 SuperScrollerを使いこなすために

オプションメニューについて

[オプション]メニューで「ビットマップの変換」「ローテーションピクチャーの作成」 「一時画像ファイルの削除」 を行うことができます。

■ビットマップの変換

ビットマップ画像のフォーマット変換はここで行うことができます。リストからビットマップを選ぶと、その絵が表示され、現在のカラーデプスが表示されます。「8ビットシステムカラーに変換」を押して変換を行うとSuperScrollerに適合した形式になります。もし実行の途中でテロップの色化けが起こったら、原因となったファイルをつきとめて上記の方法を試みてください。

【重要】パレットとカラーデプス

色の表現には画面の1ドットに対して割付けられるメモリーサイズを使います。たとえば 8ビットであれば 2の8乗で256通りの色を表現することができ、16ビットなら2の16乗で65536通りの色を表わすことができます。この「何ビット」かをカラーデプス(カラー深度)といいます。

カラーデプス16ビット以上では一般に固定パレット、つまりある数値の表わす色は特定の色に決まっています。ところが8ビットではわずか256色しか使えないためにパレットを切り替えることで描画したい絵に多く使われている色を最大256色選び出します。 したがってある絵のパレットの色で別の絵を描画すると色化けが起きてしまいます。 

SuperScrollerでは高速描画のために実行モード(実行画面)ではカラーデプスが8ビットになります。そのため違うパレットのビットマップが混在しますと色化けの起きる可能性がありますのでご注意ください。

以上のカラーデプスの説明で話が複雑になるのは表示する素材(ビットマップファイル)と表示する器(実行画面)の両方にカラーデプスがあって組み合わせを考えなければならないことです。さきほど説明しましたように器となる実行画面側のカラーデプスは常に8ビットですが、素材ファイルのカラーデプスは8ビットとは限りません。

自動的に作成されるテロップ画像(文字列のテロップなど)ファイルのカラーデプスは常に8ビットでパレット情報(どのような256色が選ばれているか)を持っています。そしてそのパレット情報は常に同じ(システムパレット)ですので色化けの心配はありません。しかし外部で作成したビットマップファイルを登録して実行画面で表示する場合は注意が必要です。

外部で作成したビットマップは8ビット以外でも近い色での表示は可能ですが以下の規則に従わなければ色化けが起こります。またパレットの異なる8ビット画像をロードした場合はどちらを先にトリガーしてもかならずどこかで色化けが起こります。

実行モード(実行画面)では最初のキーを押してメモリーにロードしたビットマップからパレットを作成し、以後画像をメモリーから全部破棄するまでそのパレットを使います。16ビット以上のカラーデプスを持ったビットマップをキーに割り付けると8ビットに変換して表示するのでそのビットマップはちゃんと表示されますが16ビット以上のビットマップにはパレット情報がありませんので16ビット画像を割り付けたキーを最初に押すとパレットがその画像に最適化されて作られるため、後から押したキーのテロップに色化けが起こります。

16ビット以上の画像を使う場合はその前にかならず正しいパレット画像のキーを最初にトリガーしてください。またカラーデプスの異なるビットマップの混在は表示の高速化の妨げになりますのであらかじめ本プログラムのパレットを持った8ビット画像に変換して使われることをお薦めします。

■ローテーションピクチャーの作成

[オプション]メニュー[ローテーションピクチャーの作成] では、縦または横にミラリングした倍寸のビットマップを作れます。

縦を作ってから それを横にミラリングすれば斜めスクロール用も作成できます。サポートするカラーデプスは 8, 16, 24, 32 bit で元のカラーデプスと同じフォーマットで作成します。

※ただしテロップとして使う時には[ビットマップの変換]メニューで「8ビットシステムパレット」に変換してください。

■一時画像ファイルの削除

[オプション]メニュー[一時画像ファイルの削除]では、"Temp"フォルダの一時画像ファイルを削除します。→詳細解説はこちら

ビットマップのローテーション機能

「ビットマップ設定」ウィンドウでビットマップを登録時に「ローテーションをおこなう」をチェックすると、回り灯篭のように1枚の画像の中でスクロールを行うことができます。

※ 表示位置は「テロップ編集」ウィンドウの「スタート位置」で設定した位置に固定です。(スプライト自体は移動できない)

※画像サイズは任意のサイズが可能、移動方向は 8方位が可能です。(ななめもOK)

※移動速度はビットマップのサイズを横切るのに必要な時間(DPS) を「テロップ編集」ウィンドウの「スピード1」に入力します。たとえばスピードを2000にプログラムすれば2000DPSの速度で横スクロールします。縦方向についても同様です。 したがってビットマップの幅が640ドットでスピードを64にすれば64DPSとなり、10秒かかって画像の端から端まで移動し、スピードを640にすれば1秒かかって横切るようになるわけです。ただしDPSはあくまでも目安であり、実際の速度はマシン性能に依存しますのでご注意ください。

※動作は永久ループ のみで途中で止めたりはできません。

[重要]背景画とローテーション画像の違い

背景画と同じVGAサイズの画像をローテートさせることもできるので、ローテーション画像を背景画のように感じるかもしれませんが、両者には根本的な違いがあります。背景画が常に一番奥に表示されるのと異なり、ローテーション画像は通常のスプライトの一種であり、キートリガーの順序によって上下関係が変わります。


背景画について

■背景画の登録

「テロップ編集」ウィンドウで「ビットマップ設定」をクリックして「ビットマップ設定」ダイアログを開きます。「参照」ボタンでファイルを選択して「背景画に設定」をチェックするとそのビットマップは背景画となり常に一番奥に表示されます。

※ファイル選択の際にサムネイルでビットマップ画像をプレビューしたい場合は、ファイル名一覧のリストから選んで表示させてください。

■背景画のサイズ

背景画に登録できるのはVGAサイズ(640×480ドット)で作られたビットマップ画像のみです。

■背景画の表示

背景画であっても登録したキーを押すまでは表示されません。また一度に表示される背景画は常に1枚で、別の背景画のキーを押すとそちらに入れ替わります。

■背景画を出したり消したりしたい時

背景画以外のスプライトは[F9]キーで消すことができますが、背景画は実行モードを抜けるまで表示され続けます。そこで「出したり消したりしたい」場合には、黒ベタの画像を作成して背景画として登録し、トリガーすることで、あたかも背景画が消えたように見せることができます。背景画もスプライトも同時に消す場合には[F11]キーを押します。→関連項目はこちら

「プロジェクト」ウィンドウの各ボタン

「プロジェクト」ウィンドウの各ボタンについて、以下に解説します。

●ファイルを開く――プロジェクト(.ssr)を開きます。[ファイル]メニューの[テロップデータを開く]Ctrl+Oと同じです。

●ファイルに保存――プロジェクト(.ssr)を保存します。[ファイル]メニューの[テロップデータを保存]Ctrl+Sと同じです。

●追加――新しいテロップデータを作る際に押します。「テロップ」編集ウィンドウが開きます。

●編集――テロップ一覧から編集したいページを選択してから押すと、そのテロップに対応する編集ウィンドウを開きます。ページ選択でダブルクリックしても同じです。

●削除――不要なテロップを削除します。テロップ一覧から削除したいページを選択してから押します。

●すべて削除――テロップ一覧に現われているすべてのページを一括で削除します。

●コピー――選択したページのコピーを別のページに作ります。コピーされたテロップのトリガーキーは元のテロップと同じになりますので、これを利用して片方の文字設定やスタート、ストップ位置などを変え、変化のある文字テロップ(たとえば「新発売」の「新」の字だけが赤文字になる…など)を容易に作成することができます。もちろんトリガーするキーを別々に設定しなおすこともできます。

●シーケンサ――「シーケンサ」ウィンドウを開きます。

●実行――実行モードに移ります。ESCキーを押すのも同様です。実行画面に移る時には必ずキーボードを英数半角モードにするようにしてください。

実行モードと表示優先順位

テロップをプログラムしたあと、「プロジェクト」ウィンドウから「実行」ボタンを押すか、またはESCキーを押すと真っ黒な実行画面(実行モード)に入ります。実行画面に移る時には必ずキーボードを英数半角モードにするようにしてください。テロップを登録したキーを押すとテロップが表示されプログラムした通りの動きをします。テロップの表示優先度(重なったとき、どれが手前に表示されるか)は「プロジェクト」ウィンドウの「後押し優先」の設定で変ります。

「後押し優先」がチェックされている場合:一番最新に押したキーのテロップが必ず一番手前に表示されます。

「後押し優先」がチェックされていない場合:初回は押した順で手前に表示されます。2回目の場合は前に押したときの優先度になります。 したがって手前になるとは限りません。 次へ


テロップはキーを押すと表示のためメモリーにロードされますがスクロールしたあとは、たとえ見えていなくてもメモリーに残っています。したがって2回目からキーを押した場合は前のままの優先順位になるわけです。「後押し優先」をチェックしている場合は2回目であっても強制的に表示の優先順位を変更しますのでかならず一番手前に表示されます。「背景」に設定されたビットマップは「後押し優先」に関係なく常に一番奥に表示されます。

複数行のテロップ

テロップを複数行にすることで映画のエンディングロールを作ることもできます。この場合、便利なのは「テロップ編集」ウィンドウ左側の「文字」コーナーで設定する「スプリット」です。

「スプリット」は入力する文字列の中で最初のスペース(半角空き)を揃える設定です。例えば

監督 中村五郎

撮影監督 山本竜之介

のように、打ち込んだ複数行のテロップを

といった具合にスペース部分で揃えて表示します。 複数行テロップでは他に「左寄せ」「センタリング」「右寄せ」も可能です。ただし行ごとに文字の色やフォントなどの属性を別にすることはできませんので、それをしたい場合は複数のテロップを作成してひとつのキーに割り付けることで同時スクロールを実現してください。ただしひとつのキーに登録できるページは最大16ページまでです。

マウスの右ボタンクリック

テロップをドラッグしてスタート位置、ストップ位置を決めるとき、「テロップ編集」ウィンドウのボタンで設定することも可能ですが、マウス右ボタンでポップアップメニューを出してその場で登録することもできます。

また位置決めのためテロップをマウスでドラッグして移動させる時など、編集ウィンドウが邪魔になることがあります。このような場合、右クリックのメニュー「編集ウィンドウを隠す」で一時的に

編集ウィンドウを画面から消すことができます。ただし「編集ウィンドウを表示」に戻さないと「テロップ編集」ウィンドウを終了することができませんのでご注意ください。


アンチエイリアスの制限

アンチエイリアスのオン/オフは「テロップ編集」ウィンドウのチェックボックスで行います。

SuperScrollerではアンチエイリアスをオンに設定してもマットや影などの一番外側にはアンチエイリアスをかけません。それは外部ミキサーで映像をテロップとミックスするとき、ミキサーにアルファマスクの自動生成機能がなければアンチエイリアスをかけた画像エッジがかえって不自然に浮き出てしまうからです。

マットの属性

「テロップ編集」ウィンドウの「縁取り」コーナーで「端をぼかす」のオプションをチェックすると、マットの端が背景に溶け込むように徐々に減色していきます。

ただし背景は黒を想定していますので 実際の背景(または外部ビデオミキサーで合成する映像)が白っぽい色の場合、かえってまずい場合があります。また色数は256色のパレットに減色されるので必ずしもスムースにぼけてくれるとは限りません。ご注意ください。

特殊キーについて

以下のキーは特殊機能を持っています。実行モードで押すと下記の効果があります。

■ F9 ――スプライト(テロップまたはビットマップ)のみ消去。背景はそのまま残ります。メモリーは開放しないのでそのまま残ります。したがって次に同じキーをトリガーするときロード時間がかかりません。

■ SHIFT+F9――スプライトのみ消去してメモリーから開放します。F9 の動作にメモリー開放が加わります。

■ F11――さらに背景とパレットもメモリーから開放。

■ スペース――実行の一時停止(2度押しで再開)


登録可能なキー

「テロップ編集」ウィンドウ上部のキー一覧リストに出てくるキーにのみ、テロップやビットマップの登録が可能です。

プリロード機能

大きなテロップをトリガーすると画像をメモリーにロードするあいだ、一瞬他のテロップの動きが止まってしまう場合があります。これを回避するために予めテロップ画像をメモリーにロードしておいて表示はしない機能があります。これをプリロード機能と呼びます。SHIFT + キー を押すことで、そのキーに割り付けた画像をプリロードします。 次にそのキーを押すとすでに画像がメモリーにロードされているので、なめらかにスタートすることができます。他の場合と同様に SHIFT+F9 または F11 を押すとメモリーを開放できます。

MIDIによるトリガー

パソコンのキーを押してテロップをトリガーをするかわりにMIDIデバイスを使って外部のMIDIキーボードなどからトリガーをかけることができます(Note ONイベント)。この機能を使用したい場合は[オプション]メニューの下の[MIDI入力の許可]にチェックマークを入れます。MIDIデバイスはIDが0(ゼロ)のデバイスを自動で開きます。複数のMIDI INデバイスがあるときID=0 以外のMIDI INデバイスは入力装置として使うことはできません。ただしMIDI INデバイスのないPCもあるため、オープンに失敗してもエラーを表示しませんのでご注意ください。MIDIのNoteイベント36 が最初のキー「1」に割り当てられます。以後対応は以下の通りです。

■キーボード左上から右下――"1234567890-^\QWERTYUIOP@[ASDFGHJKL;:]ZXCVBNM,./_"

■ファンクションキー――F1...F8(F8はNoteの91になります)


ご注意:[オプション]メニューの下の[MIDI入力の許可]をONにしないとこの機能は使用できません。


シーケンスファイルについて

シーケンスファイル( .seq)は、単に押されたキーや時間の情報を記録しているだけでテロップ情報は記録されていません。したがってテロップデータのファイル(.ssr )との組み合わせを間違えると正しく動作しません。ご注意ください。

フォルダーの説明(高度な知識)

「テロップ編集」ウィンドウで文字列や属性の指定を行い「再描画」ボタンをクリックするとテロップ画像をビットマップファイルとして作成します。このビットマップは普段意識する必要はありませんが実行フォルダーの下の"Temp"フォルダーに作成されます。そのファイル名は"プロジェクト名" + "_"(アンダーバー) + "ページ番号" + ".bmp"(拡張子)となります。

例えばプロジェクト名" Test" でページ番号が "12"であれば作成されるテロップのファイル名は"Test_12.bmp" になります。作成したテロップをWebに貼り付けたり別の目的で使う場合は覚えておいてください。

このフォルダーのファイルを削除したいときは、もちろんExplorer などWindows のレベルでも削除できますが、[オプション]メニューの「一時画像ファイルの削除」を実行すればプロジェクト単位での削除などが簡単に行えます。

データの互換性

作成したテロップデータを他のパソコンで実行する場合、設定されたフォントがシステムにないと他のフォントが勝手に選択され、悪くすると日本語の場合は記号に化けたりします。またビットマップは絶対ファイルパスで記録しているので同じフォルダーにないと読み込むことができません。実行時にTempフォルダに (プロジェクト名)_(ページ番号).bmp のテロップ画像がないと作成にかかりますので初回は時間がかかります。


4 トラブルシューティング

以下はSuperScroller使用上の問題点などの解説です。

また、これと併せてFAQ追加版もご覧ください。

■スムーズに表示されない場合の原因と→(改善案)

1.他のソフトと同時に使用した場合→(他のソフトを終了させる)

2.ハードによるDirectDraw非対応の場合→(DirectDraw対応ビデオカードに交換)

3.CPU/ビデオカードの動作が遅い場合→(なるべく小さなサイズの画像にする)

※あわせて「ディスプレイカードとディスプレイモニターの調整」の項をお読みください。

■ 実行しようとすると「ビューワーの作成に失敗しました」のメッセージが出て終了してしまう。

この症状はSuperScrollerが使用している Active-X コントロール ( XSprite.ocx)が正しくインストール(登録)されていない場合に起こります。走っているアプリケーションを全部終了してからSuperScrollerをインストールしなおしてください。→アンインストールインストールの仕方

■ 大きな文字サイズで長い文章のテロップを作成しようとして「再描画」ボタンを押すとハングアップする。

この症状はメモリーが不足している時に起こります。他に走っているアプリケーションがあれば終了してください。またアンチエイリアスをOFFにする(テロップ編集ウィンドウでアンチエイリアスのチェックをはずす)とメモリーの使用が少なくなります。それでもダメな場合は文字サイズを小さくして試してください。

SuperScroller以外で作成したビットマップをスクロールさせようとすると色化けが起こる。

これは主にビットマップのパレットがSuperScrollerのパレットに合っていないために発生します。 対処法は色化けを起こすビットマップを[オプション] メニューの[ビットマップの変換] を使ってSuperScrollerのパレットのビットマップに変換してください。 →より詳細な解説

■ 大きなテロップを作ってスクロールさせようとすると(作成はできるが)表示がおかしくなる。

これは主にビデオカードのドライバーの問題です。 [表示]メニューの[DirectDraw] をクリックして出る表示を見てください。対策としてはサイズを小さくするしか ありません。

■ポーズ位置をストップ位置と同じに設定したらスクロールしたあと絵が消えてしまう。

これは そういう仕様にしてあります。消したい場合はこの設定にしてください。消したくない場合はポーズを使わないでください。

※ポーズさせた後、別の位置に動いてそこで消す、ということはできません。消したい場合は画面の外に出るような設定にしてください。

■ 他のマシンで作成したテロップファイルを実行すると文字が記号に化ける。

これは指定フォントがマシンにインストールされていない場合、Windowsが一番「形の」近いフォントを選択するため漢字フォントが英文フォントで代用された場合に起こります。テロップファイルで指定したフォントをマシンにインストールするか、フォント指定をマシンに存在するフォントに変更してください。

■外部でビデオミキサー等の画像合成機器を用いての合成の際、汚く合成される時(部分)がある。

1.その部分に擬似半透明効果を使用していませんか?その場合は透明度を0にしてください。

2.外部ビデオミキサー等によるルミナンスキー合成では、黒の部分とそうでない部分とに分けて合成をおこなっています。「黒に近いグレー色」のように暗い色使いをしますと、切り取る部分があいまいになり汚く合成されることがあります。なるべく明るい色をご使用ください。

■MIDIでトリガーできない。

[オプション]メニューの下の[MIDI入力の許可]がOFFになっているとこの機能は使用できません。[MIDI入力の許可]にチェックマークを入れてこの機能をONにしてください。

上記以外にもFAQ追加版もご覧ください。


5 用語解説

A〜Z

●DirectDraw――Microsoft がゲーム用にリリースした一連のドライバーは DirectX と呼ばれています。 そのうち2次元高速描画のエンジンが DirectDraw でSuperScrollerは DirectDraw を使ってスムース・スクロールを実現しています。

●DPS――Dot Per Second。「1秒間に何ドット移動するか」の速度を表す単位。SuperScrollerにおけるテロップのスピードはDPSで表されますが、あくまでも目安であり、マシンの性能に依存しますのでご注意ください。

●ESCキー――通常キーボードの左上にある「エスケープ」キー。SuperScrollerでは実行モードを終了する時に押します。なお、実行モードに入る時にも使えます(トグル操作)。実行画面に移る時には必ずキーボードを英数半角モードにするようにしてください。

●MIDI――シンセサイザー、シーケンサ、コンピュータなどの演奏情報を相互伝達するために決められたデータ転送規格。SuperScrollerではこのMIDI規格にのっとった外部機器(MIDIキーボードなど)からテロップをトリガーすることができます

●VGA――Windows95の使用に最低限必要とされるディスプレイサイズ(640×480ドット)。

50音順

ア行

●アンチエイリアス――デジタル画像では同じ明度の斜めの線がギザギザになり、目立ってしまいます。これを解消し、なめらかな境界を作るための描画技術がアンチエイリアスです。アンチエイリアスをかけると計算量が多くなるためにテロップ作成時間が余分にかかります。→関連項目はこちら

●映像合成装置――コンパル社「すーぱーてろっぱー」(専用機)、ローランド社「ビデオくん編集スタジオ」(スイッチャー兼用)、ローランド社「ビデオキャンバスV-5」(スイッチャー兼用)

パソコンのVGAビデオ出力から通常TVのビデオ信号(NTSC)に変換する機能と、外部から入力されたビデオ信号(VTR/ビデオカメラ等の出力)にそれを合成する機能を持ちます。これによりVTR/ビデオカメラ等の映像にパソコン画面(スーパースクローラー)で作成した画像を重ねて出力することができます。

カ行

●キー登録――あるページ(1つのテロップ)をパソコンのキーに関連づけること。キー登録は、そのページの「テロップ編集」ウィンドウを開いて中央上部の「キー」リストから選ぶだけで完了です。

●擬似半透明効果――本来の半透明はアルファ合成(各ドットごとに2つのピクセルを指定した比率でブレンドする)によるのですが、パソコンの通常のビデオカードではその機能はありません。そこでアルファ合成のかわりに一定周期でドットを抜くことで奥の絵が透けて見える擬似半透明効果を採用し ました。この効果はパソコン内(スクローラー内)だけで、背景画像にスクロール画を重ねて表示する時には有効ですが、外部ビデオミキサー等での合成の際には画像が汚くなることがありますので使用の際にはご注意ください。

●クロマキー合成――画像を色相(クロマ)、つまり特定の色(例えば青)の部分とそれ以外の部分とに別けて切り取り、その部分に別の映像に重ねて合成すること。(設定した色の部分に別の映像がはめ込まれる)ビデオ映像に別の映像を切り抜いて合成する時に使用。

サ行

●サムネイル――ビットマップ画像選択時などに、画像内容の確認のために表示される小さな絵。

●シーケンサ――一連の操作を記録するもの。SuperScrollerの「シーケンサ」ウィンドウはテープレコーダの操作感覚でテロップ出しのキー操作を記録、再生することができます。

●実行モード(実行画面)――SuperScrollerはテロップを作成したりする編集モードと、実際にキーを押してテロップ出しを行う実行モードに分かれます。実行モードでは画面サイズが強制的にVGAサイズ(640×480ドット)になります。。なお背景画を指定しない場合は黒になります。実行画面に移る時には必ずキーボードを英数半角モードにするようにしてください。

●スクロール――本来は巻物のように絵を繰り出すことですが、SuperScrollerでは絵や文字自体を画面の中で移動させることもスクロールと呼んでいます。実際、長い文字を登録して表示するには巻物のようにスクロールしなければすべてを見ることができません。

●スプライト――テロップやビットマップ画像をメモリーにロードした状態をいいます。スプライトは画像の入れ物と考えてください。表示順位や位置の制御はスプライトを対象に行います。また本マニュアルの中ではテロップとビットマップの総称としてスプライトと呼ぶこともあります。

タ行

●テクスチャー――文字の内部などに一定の模様(木目など)を貼り付けること。

●テロップ――文字列に色やマット、シャドウなどをつけて視覚的に見やすくしたり芸術性を持たせたものの総称を、SuperScrollerではテロップと呼びます。

●「テロップ編集」ウィンドウ――「プロジェクト」ウィンドウで「追加」「編集」ボタンをクリックした時に現われるウィンドウ。ここで個々のテロップの属性(フォント、飾りなど)を設定します。

●特殊キー――ESCキーのような機能があらかじめ決められているキーをいいます。ESCの他にはスペースキーやリターンキー、ファンクションキーのF9〜F12(一部は予約で未使用)などで、これらのキーにはテロップを登録することができません。

●トリガー――テロップを起動するきっかけ。SuperScrollerではキーボードの登録したキーを押すことが、これに相当します。なおMIDIでもトリガーすることが可能です。

ハ行

●パレットとカラーデプス(重要)――詳細解説をご覧ください

●ビットマップ画像ファイルの選択――SuperScrollerでは高速描画のため、実行モードではカラーデプスが8ビットになります。そのため違うパレットのビットマップが混在しますと色化けの起きる可能性がありますのでご注意ください。→詳細解説はこちら

●プロジェクト――SuperScrollerでは一連の作業単位(複数のテロップ)がひとつのプロジェクト(.ssrファイル)と対応します。ファイル名は「*.ssr」となりますが、プロジェクト名はファイル名と同じである必要はありません。一度に実行できるプロジェクトはひとつだけで、プロジェクトを変更する際には新しい「.ssr」ファイルを読み込むか、新規作成します。

●「プロジェクト」ウィンドウ――作業の中心となるウィンドウ。このウィンドウには登録した全てのテロップが一覧表示されます。

●ページ――「プロジェクト」ウィンドウに表示されたテロップリストの中の1項目を「ページ」と呼び、1ページはひとつのテロップに対応します。複数のページを1つのキーに登録して1キーで同時に複数テロップをトリガーすることもできます。

マ行

●マット――文字列をミキサーで外部映像と合成した場合、文字が見にくくなるのを防ぐため、文字のまわりに一定の色で縁取りを施すこと。

●ミラリング――鏡像をつくること。

ラ行

●ルミナンスキー合成――画像を明るさ(ルミナンス)つまり黒(または白)の部分とそれ以外の部分とに別けて切り取り、その部分を別の映像に重ねて合成すること。(黒または白の部分に別の映像がはめ込まれる)ビデオ映像に文字タイトル等を合成する時に使用。→映像合成装置参照

●ローテーション――回り燈篭のように1枚の画像の中でスクロール(永久ループ)する機能。