マルチロールエディターMUVE-MR1

価格表&注文書

MUVE-MR2(体験版)のインストール方法

はじめに

主なアップグレード点

動作環境

インストール/アンインストール

体験版の制約

サポートについて(連絡先)

MUVE-MR1の起動と終了

各部の名称と基本手順

各部の名称と操作

編集について

コントロールするビデオ機器の設定

VTRコントロールの設定

再生タイミングの測定

録画タイミングの調整

ビデオクリップの作成

ビデオクリップの作成

ロールの変更

ビデオクリップの変更

ビデオクリップ作成方法の設定

ビデオ機器をコントロールする

イベントシーケンスの作成

プログラムトラックへの登録

映像画面転換の設定

エフェクトトラックの設定

キュートラックの設定

アフレコトラックの設定

設定の変更

音声レベルの設定

映像のモニタ画面での確認(プリビュー)

ビデオテープへの編集録画(編集実行)

その他の設定

ファイルの操作

オートセーブ機能

終了

トラブルシューティング

FAQ追加版

エラーメッセージ


はじめに

「マルチロールエディターMUVE-MR1」はローランド「ビデオくん編集スタジオ」に付属されている「マルチロールエディタ」のアップグレード版ソフトウエアです。

VTR編集コントローラー/ビデオスイッチャー/ビデオエフェクター/ビデオタイトラー+αのビデオ制作に必要な機能の全てがオールインワン!ノンリニア編集の高い操作性とリニア編集の手軽さを融合したハイブリッドリニアビデオ編集システムです。

■主なアップグレード点

1.再生機の倍速再生/スロー再生への対応。

2.録画機オフセット&プリロールへの対応。

録画機側の録画開始点がセットでき、再編集の際にもいちいち録画機の頭出し点をセットすることが不要になりました。また、録画機側もプリロール制御されるようになりました。

3.アフレコトラックの装備とAUXオーディオ機能の強化。

アフレコ時にのみ実行できるアフレコキュートラックが装備されました。映像編集終了後にBGMを連続して入れることができるようになりました。また、アフレコ非対応のVTRであっても完成映像の再生に合わせてBGM等の再生が可能なため、さらにもう1台のVTR への完パケダビングが可能です。(「●アフレコ編集のポイント」をご参照ください)

さらに「AUXオーディオ」に音量設定だけでなくフェードイン/フェードアウトの時間設定までも可能になりました。

4.『スーパースクローラー 』への対応。

Xecooのテロップ制作用ソフト『スーパースクローラー 』のトリガーイベントをキュートラック上にプログラムできるようになりました。長いテロップも連続テロップもスムーズに可能になりました。

5.これまでワイプとメモリーエフェクトやキー合成等同時使用できなかった機能が一部同時使用可能になりました。

6.XecooリモートコントローラーRC-90への対応。

これまでマウス操作でしかできなかったことがこのRC-90でほとんどコントロール可能です。ジョグ/シャトルダイアルをはじめ抜群の操作性を実現します。

7.オートセーブ機能を新たに装備。

編集作業中は常に現在状態を自動保存し万一暴走が発生しても、その直前の状態に復元することができます。

以上のアップグレードに加えて画面デザインも一新され、またマウス右ボタンによるメニュー出し対応などより快適な環境を提供します。

■動作環境

本プログラムを実行するには以下の環境が必要です。

●『スーパースクローラー 』との併用の場合

○対応PC

DOS/V機
CPU:Pentium 100MHz 以上(200MHz以上推奨)

メモリー:32MB以上(64MB以上推奨)

ハードディスク空き容量:10MB以上(40MB以上推奨)

ディスプレイモード:

SVGA (800× 600) 以上 XGA (1024×768) を推奨

16ビットカラー以上のサポート

DirectX のサポート(ビデオドライバでサポートされていない場合、ソフトのエミュレーションが働きますが、なめらかな表示はできず実用に耐えません)

ビデオくんボード(ビデオくん編集スタジオ)(ISA型カード)

サウンドボード(MIDI音源付きを推奨)

○対応OS
Windows95、Windows98


○対応ビデオカード
DirectDraw対応カードが必要(必須)。また搭載されているビデオRAMの容量も大きい方がパフォーマンスが向上します。DirectDraw 対応でなくても一応動作はしますが画像のスクロールがぎくしゃくし、本来のなめらかなスクロール効果は得られません。
またスクリーンサイズサイズは最低でも SVGA( 800×600 ドット)、カラー深度(カラーデプス)は16ビット以上が必要です。ただしスクロールの実行時は VGA( 640×480 ドット) 8ビット(256色)カラーになります。

実際のビデオ編集のためには他に、再生用VTR(LANC端子付/タイムコード対応型を推奨)、録画用VTR(赤外線リモコン対応/FEヘッド型を推奨)、VboxII(パソコンとVTRのインターフェースBOX)、モニターTV等が必要です。

●『スーパースクローラー 』と併用しない場合

ビデオくん編集スタジオの動作環境と同じ 。

ローランド ビデオくん対応パソコン/対応機器情報

FAX番号:03-3251-1434(終日受付)

対応パソコン情報=メニュー番号141

対応機器情報=メニュー番号142


■インストール

MUVE-MR1をご使用になる前にCD-ROMから必要なファイルをハードディスクにコピーして初期設定する必要があります。これらの作業はインストーラが自動で行います。 CD-ROMを挿入するとインストーラが自動で立ち上がります。またはCD-ROMのルートにあるLaunch.exeプログラムをダブルクリックするとインストールを開始します。あとはインストールプログラムの指示にしたがってください。
※CD-ROMには複数のソフトが入っていますので、MUVE-MR1のところをクリックしてインストールを開始します。

■アンインストール

本プログラムが不要になった場合、ハードディスクから削除することができます。 [スタート]メニューのプログラムグループ内のXecoo内に「MUVE-MR1の削除」がありますので、そこを選ぶことでアンインストールできます。

※タスクバーの [設定]メニューからコントロールパネルを開き、[アプリケーションの追加と削除] を開き、リストからMUVE-MR1を選択し[追加と削除]ボタンをクリックする方法も可能です。

■MUVE-MR2(RS422A対応版)体験版のインストール方法

体験版CD-ROMにはMUVE-MR2体験版も収録されています。実際に編集動作をお試しいただくにはパソコンのシリアル(COM)ポートと業務用VTRのリモート端子とを接続するためのRS232C-RS422Aコンバーターが必要になります。

1.体験版CD-ROMをCD-ROMドライブにセットします。

2.間もなくインストール画面が起動しますが、「EXIT」をマウスでクリックし終了させます。

3.マウスで[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択します。

4.CD-ROMドライブが「Dドライブ」の場合は名前欄に半角英文字で「D:MR2\Setup」とタイプし「OK」ボタンをクリックします。

※CD-ROMドライブが「Dドライブ」ではない場合はそのドライブ名を「D」の代わりに入力します。以下の「:MR2\Setup」は同じです。

5.正しく入力されますとMUVE-MR2インストーラーが起動しますので、画面指示に従いインストールを実行してください。

※MUVE-MR2には「2系統RS232C-RS422Aコンバーターと接続ケーブルセット」が付属されています。ご購入いただいた場合にはパスワードと共にそれらセットをお送りさせていただきます。


■体験版の制約

体験版には下記の制約が設けられております。


1.作成されたデータの保存ができません。

2.編集実行は最初から4つまでのイベントで、また時間が30秒に制限されております。

なお、体験版ソフトはパスワードを入力することで、そのまま製品版になるようになっています。同封の注文書でご注文いただき、当社でご入金を確認しますとパスワードを発行いたします。そのパスワードをヘルプメニューから入力すると、以後製品版としてご利用いただけます。

ご注文の際にはヘルプメニューの「パスワード登録」をクリックして出てくる「登録コード」を必ず記入してください。登録コードがないとパスワードを発行できませんのでご注意願います。

価格表&注文書

■サポートについて(連絡先)

本製品の問い合わせについては当社までご連絡ください。

お問い合わせの際には、下記のフォームに従い、できる限りFAXかEメールでお問い合わせください。

なお体験版のお客様につきましてはFAX/Eメールでのみの受付となります。(お電話では受付いたしません)

○ユーザー番号(ID):
○名前:
○電話番号:
○FAX番号:    
○E-mailアドレス: 
○住所:

●製品名:マルチロールエディターMUVE-MR1
●登録コード:
●バージョン:
●お問合せ内容:
(なるべく具体的に)

●使用コンピュータのメーカー名,品名,型番:
●搭載メモリ:
●HDD の空き容量:
●OS の種類,バージョン:

●使用VTR/カメラのメーカー、機種名:
●TBC-802使用の有無:
●SuperScroller併用の有無:
●録画機の制御方法:RSV(赤外線) or VboxII(VISCA)

 (株)ゼクーテクニカルサポート

  TEL:06-783-4977 FAX:06-783-6995

 ○お問い合わせ時間

  月曜日〜金曜日(年末年始、祝日を除く)

  13:00〜17:00

 ○メールアドレス

  support@xecoo.co.jp

 ○ホームページ

  http://www.xecoo.co.jp

  


『マルチロールエディタMUVE-MR1』の起動と終了

1.ビデオ/コンピュータインターフェースやビデオ機器を接続し、電源を入れます。

2.タスクバーの[スタート]ボタンの[プログラム]ー[MUVE]フォルダから、『MUVE−MR1』をクリックして起動します。

※ビデオ/コンピュータインターフェースやビデオ機器の電源を入れてから、アプリケーションを起動してください。

※[設定]メニューの[オプション]で[キューアクションの自動起動]を設定しているときは『MUVE−MR1』と同時に『キューアクション』が起動します。

※『MUVE−MR1』を終了するときは、[ファイル]メニューから[終了]を選択します。



各部の名称と基本手順

■各部の名称と操作

<ウィンドウ>

[ロール]ウィンドウ:ロールとはビデオテープのことを指します。基本的にビデオテープ1本に対してロールを1つ作ります。

[CLIP/ビデオクリップ]:それぞれのビデオテープの必要な部分(OKテイク)をカウンタで指定して作成します。

[IN/イン]:ビデオクリップの開始点(イン点)のカウンタが表示されます。

[OUT/アウト]:ビデオクリップの終了点(アウト点)のカウンタが表示されます。

[DUR/長さ]:ビデオクリップの開始点から終了点までの長さが表示されます。

[イベントシーケンス]ウィンドウ:でき上がりのビデオテープをイメージして、イベントを並べます。これをシーケンスと呼びます。

[イベントリスト]ウィンドウ:イベントシーケンスのイベントが絵コンテのように表示されます。

[LAP/ラップ]:シーケンスの初めを00:00:00:00としてカウントしたときの、イベントが開始する時間が表示されます。


<ツールバーのボタン>

(左より)

新規作成:全てのデータをクリアします。

ファイルを開く:ファイルを選択し開きます。

ファイルの上書き保存:ファイルを上書き保存します。

カット:選択したデータをカットします。

コピー:選択したデータをコピーします。

ペースト:カットまたはコピーしたデータを貼り付け(ペースト)します。

録画ロール:クリックすると、ビデオ操作ボタンで録画機をコントロールできます。

再生ロール:クリックすると、選択したロールのウィンドウが表示されます。また、ビデオ操作ボタンで、選択したロールのテープが入っているビデオ機器をコントロールできます。

イベントシーケンスの表示:クリックすると[イベントシーケンス]ウィンドウが表示されます。

イベントリストの表示:クリックすると[イベントリスト]ウィンドウが表示されます。

マスタボリュームの表示:クリックすると[マスタボリューム]ウィンドウが表示されます。

アフレコ実行画面の表示:クリックすると[アフレコ]実行ウインドウが表示されます。

ヘルプ画面の表示:クリックすると[MUVE-MR1の使い方]が表示されます。

<ビデオ操作ボタン>

ビデオ機器の操作をコントロールできます。コントロールするビデオ機器を切り替えるときは、ツールバーの[録画ロール]ボタン/[再生ロール]ボタンをクリックします。

ボタン:ボタンの色が黄色のときは、ビデオ機器が準備中です。実際にビデオ機器が動作すると、緑色または赤色になります。

シャトルリング:左右にドラッグすると、早送り/巻戻しをします。

ジョグダイヤル:ジョグダイヤルを右クリックしてからマウスを左右に動かすと、コマ送りします。もう一度マウスボタンをクリックすると、解除されます。

※シャトルリング/ジョグダイヤルやビデオ操作ボタンは、ビデオ機器によって動作しないものもあります。


<操作ボタン>

MARK-IN(マークイン):ビデオクリップにイン点のカウンタ値を読み込みます。

MARK-OUT(マークアウト):ビデオクリップにアウト点のカウンタ値を読み込みます。

GOTO-IN(サーチイン):ビデオクリップのイン点をサーチして、ポーズ状態になります。

GOTO-OUT(サーチアウト):ビデオクリップのアウト点をサーチして、ポーズ状態になります。

CAP(キャプチャ):映像をキャプチャし、選択しているビデオクリップに縮小表示します。

CLIP(クリップ):[ロール]ウィンドウにビデオクリップを追加します。

PREV(プレビュー):作成したイベントシーケンスを、録画せずにモニタ画面で確認します。

EDIT(編集実行):作成したイベントシーケンスを、ビデオテープに録画します。

カウンタ:ビデオ操作ボタンで再生機/録画機をコントロールしているときは、それぞれのビデオテープのカウンタが表示されます。テスト/実行中はイベントシーケンスのカーソルの位置のタイムが表示されます。


■編集について

●基本手順

『MUVE−MR1』では、基本的に次のような手順でロールを編集します。

ロール編集とはビデオテープを編集して、別の1本のビデオテープを作成することをロール編集といいます。

ロールとはビデオテープのことです。

(A/Aロール編集とは再生機1台を使って編集することを、A/Bロール編集とは再生機2台を使って、ビデオテープの映像を切り替えて編集をすることをいいます。前者は静止画から動画への画面転換となり、後者は動画から動画への画面転換となります。)

手順1.コントロールするビデオ機器を設定する

再生機、録画機のタイミングを調整します。

この調整は、編集データを作成する前に必ず行ってください。但し接続するVTRの機種や接続順序が変わらない限り最初に一度だけ設定すれば、後はその保存データにより自動的にセットされますので、2回目からの使用の際には手順2からの操作となります。

手順2.ビデオクリップを作成する

再生テープから編集に使う可能性がある部分(OKテイク)をあらかじめ指定します。


手順3.イベントシーケンスを作成する

手順2.で作ったビデオクリップやバックカラー、ビットマップ、スキャンコンバータを好きな順番に並べ、できあがりのビデオテープをイメージしたイベントシーケンスを作ります。

手順4.モニタ画面で確認する ([PREV/プリビュー])

手順3.で作ったイベントシーケンスを、ビデオテープに録画する前にモニタ画面で確認します。

手順5 ビデオテープに録画する ([EDIT/編集実行])

手順3で作ったイベントシーケンスをもとに、1本のビデオテープに全自動で録画します。

●『マルチロールエディタ』での編集

<カウンタの種類による違い>

使用する再生機のカウンタの種類によって、一度に編集できるビデオテープの数が違ってきます。

・再生機で相対カウンタを使用する場合

再生機1台に対してビデオテープ1本のみを使用できます。編集の精度がかなり落ちます。

・再生機で絶対カウンタを使用する場合

再生機1台に対して複数のビデオテープを使用できます。

高精度な編集ができます。


相対カウンタの場合、ビデオテープを入れ替えるとカウンタがずれてしまい、ビデオクリップに指示したカウンタが無効になってしまいます。また、相対カウンタの場合、早送り/巻戻しなどの動作でカウンタがずれてしまうこともあり、編集の精度はかなり落ちます。絶対カウンタの場合、ビデオテープにカウンタが記録されているため、どんな状態から再生しても正しいカウンタを指定できます。

編集にはできるだけ絶対カウンタを使うことをお勧めします。

※ビデオテープ上にカウンタが記録されていないものが相対カウンタ、記録されているものが絶対カウンタです。カウンタについての詳しい説明は、ビデオくん編集スタジオの「システムソフト」取扱説明書「カウンタについて」をご覧ください。

<TBC-802の使用・未使用による違い>

また、TBC-802(別売)を使用しない場合は、基本的には再生機1台を使ってA/Aロール編集をします。

再生機を2台使う場合は、再生機の種類によってできることが違います。

・再生機2台のビデオテープの種類(Hi8、デジタルビデオ、VHSなど)が違う場合

・再生機2台のうち、どちらかが相対カウンタの場合

[VTR2]で作成したビデオクリップは、A/Bロール編集(2つの映像を同時に再生しながら入れ替える編集)のB側でのみ使えます。A側に設定すると、テスト/実行時に[ビデオ2]のビデオテープを[ビデオ1]のビデオ機器に入れ替える必要があります。しかし、実際にはビデオテープは入れ替えることができないので、編集を実行できません。

・再生機2台のビデオテープの種類が同じで、2台とも絶対カウンタの場合

特に制限はありませんが、[VTR2]で作成したビデオクリップをA/Bロール編集のB側以外に設定すると、テスト/実行時に[ビデオ2]のビデオテープを[ビデオ1]のビデオ機器に入れ替える必要があります。ビデオテープを入れ替えて使ってください。


TBC-802を使用している場合は、1台の再生機に対して複数のロールを使うときだけビデオテープの入れ替えが必要になりますが、それ以外は自由に編集ができます。


コントロールするビデオ機器の設定

接続しているビデオ機器について、いろいろな設定をします。

※ビデオ機器の接続方法は,ビデオくん編集スタジオに付属の「システムソフトウェア」取扱説明書をご覧ください。


■VTRコントロールの設定

『MUVE−MR1』からコントロールするビデオ機器について設定します。


1.〔設定〕メニューから〔VTRコントロールの設定〕を選択すると、設定ダイアログボックスが表示されます。


※設定する項目が表示されないときは、一度『マルチロールエディタ』を終了してください。周辺のビデオ/コンピュータインターフェースやビデオ機器の接続を確認して、すべての機器の電源を入れてからもう一度起動してください。

※ビデオ機器のカウンタタイプの設定を確認してください(特にRCタイムコードをお使いの場合)。また、ビデオ機器がLANC接続の場合、ビデオ機器のLANC MODEがS(スレーブ)側に設定されていることを確認してください。

2.〔ポートの設定〕でコンピュータのシリアルポートに接続しているVbox(VISCA:ビデオ/コンピュータインターフェース)を設定します。

選択一覧に、現在使用できるシリアルポートが表示されるので、VISCA1(ビデオ/コンピュータインターフェース)を接続しているシリアルポートを選択します。通常はCOM1またはCOM2に設定します。VISCA1で7台まで、8台めからはVISCA2を使用します。


3 .〔VTRの設定〕を設定します。

VISCA11とはVISCA1に最初に接続されているVTRを指し、後順次VISCA12、13、14...となっていきます。録画VTR、再生VTRについて任意に設定することが可能です。録画機についてはXecooのRSVケーブルによる赤外線制御またはリモートポーズ制御を行なう場合はRSVを選択してください。

RecoderにコントロールS(CTRL-S)を選択した場合はリモコンモードと録画開始時のコマンド設定ダイアログが現れますので、VTRに合わせて設定してください。なお録画機制御のためのコントールS端子はVISCA-11のVboxに固定アサインとなっておりますので、必ず1台めのVboxIIのコントールS端子と接続してください。

※TBC-802を未使用の場合でVTRを2台接続する場合は、〔VTR1〕の再生機を〔ビデオ1イン〕端子に、〔VTR2〕の再生機を〔ビデオ2イン〕端子に接続してください。

※録画機をコントロールSにて制御する場合は必ずVISCA-11つまり1台目のVboxIIのコントロールS端子と接続してください。

〔TBC-802を使用〕

TBC−802(別売)を使用している場合は[TBC-802を使用]にチェックを入れます。

※[TBC-802を使用]の設定によって、テスト/実行の動作が違い、TBC-802を使用していない場合、再生機を2台使用した編集に制限があります。

※再生機を3台以上接続していても〔TBC-802を使用〕にチェックを入れていない場合は、再生機は2台までしか使えません。

●GPI端子利用例

GPI付VISCAケーブルを使うと、再生機をVboxで、録画機をGPI端子を使ってコントロールできます。上記VTRの設定で録画機をRSVにセットしてください。

※GPI付VISCAケーブルは(株)ゼクーが取り扱っているケーブルです。

このケーブルには、次の3種類があります。

RSV-9(Dsub9ピン<メス>)

RSV-25(Dsub25ピン<メス>)

RSV-25N(Dsub25ピン<メス>)

また、TBC-802のGPI端子を接続すると、録画機をコントロールできます。

※接続方法はTBC-802(別売)の取扱説明書をご覧ください。

GPI(General Purpose Interface)とは

(GPIは映像編集機やタイトラーなど、業務用/民生用のビデオ関連機器に備えられている汎用性のあるコントロール端子です。)

<利用例1>RM−V300を接続する

GPI端子にRM-V300(ビクター製のマルチダビングリモコン)を接続して、録画機をコントロールします。赤外線リモコンでコントロールできるビデオ機器ならどのメーカーのものでも、RM-V300から録画/録画ポーズをコントロールできます。


<利用例2>リモートポーズ端子付きのビデオデッキ(ビクター製)を直接接続して、録画機として使います。この場合、録画/録画ポーズのみをコントロールできます。

■再生タイミングの測定(編集精度の向上のため必ず最初に実施してください)

再生機をコントロールするときに、コンピュータが再生機に「再生」の信号を送っても、ビデオ機器が実際に再生を始めるまでには少し時間がかかります。この時間はビデオ機器によって異なります。

この時間をあらかじめ測定しておくと、より正確に編集をすることができます。

※この操作は、必ず編集データを作成する前に行ってください。編集データを作成したあとで測定すると、読み込んだカウンタがずれてしまいます。また、再生機の接続を変えた場合は、もう一度測定をしてください。接続を変えなければ、『MUVE-MR1』をいったん終了してまた起動したときに、測定しなおす必要はありません。

1.〔設定〕メニューから〔再生タイミング測定〕を選択すると、測定ダイアログボックスが表示されます。

2.選択一覧から測定する再生機を選択します。


3.〔スタート〕ボタンをクリックすると、再生機が自動的にコントロールされて、5回連続でタイミングが測定されます。選択されている再生機の測定は終了です。

ビデオ機器によりますが、測定には1〜2分程度かかります

〔測定状況〕:測定状況が表示されます。

〔測定終了〕と表示されたら、選択している再生機の測定は終了です。

〔測定値〕:5回の測定値の平均値が表示されます。数値は秒:フレーム(小数点)で表示されます。

〔測定状況〕に〔測定終了〕と表示されたら測定終了です。


4.他に再生機を接続している場合は、選択一覧でそれぞれの再生機を選んで、同じ操作で測定します。


■録画タイミングの調整(編集精度の向上のため必ず最初に実施してください)

編集するときのクリップの初めと終わりを正確に録画できるように、録画のタイミングを調整します。

録画ポーズを設定/解除してから実際にテープがその状態になるまでには、少し時間がかかります。また、録画機によっては録画終了後、少し前に戻ってポーズ状態になるものもあります。そのため指定した映像からずれて録画されてしまい、その結果、イン点/アウト点の映像が欠けてしまったり、アウト点の映像が余分に入ってしまったりします。あらかじめ〔録画タイミング調整〕に設定しておくと、設定した時間だけずらして録画ポーズの設定/解除をします。

※ここで設定する調整時間は、「ビデオマニュアル」を使ってあらかじめ測定しておきます。測定方法はビデオくん編集スタジオに付属の「システムソフトウェア」取扱説明書の「■録画タイミング調整値の測定」をご覧ください。

〔設定〕メニューから〔録画タイミング調整〕を選択すると、設定ダイアログボックスが表示されます。


〔イン〕:イン側の調整時間を入力します。設定した時間だけ早く録画ポーズが解除されます。編集開始点でずれる場合はそのずれる分のタイミング時間をここに入力します。

〔アウト〕:アウト側の調整時間を入力します。設定した時間だけ早く録画ポーズ状態になります。マイナスの値を設定すると、設定した時間だけ遅く動作します。編集終了点でずれる場合はそのずれる分のタイミング時間をここに入力します。

ビデオクリップを作成する

再生テープのカウンタを読み込んで、編集に使う部分を指定します。

※再生テープのカウンタの初め(00:00:00:00)の約30秒間と終わりの約30秒間は、編集ができない場合があります。

●リモートコントローラーRC-90接続のための設定。

リモートコントローラーRC-90との通信にはMIDI信号を使用しますので、そのポートを設定します。

〔設定〕メニューから〔RC-90のポートの設定〕を選択しRC-90を接続するMIDIポートを設定してください。



ビデオクリップの作成

新しくロールを作成し、ビデオクリップを作成します。ロールとはビデオテープのことです。基本的に、ビデオテープ1本に対してロールを1つ作ります。


<操作例>


1.ツールバーの〔再生ロール1〕ボタンをクリックすると、〔テープの入れ替え〕ダイアログボックスが表示されます。このとき、すでにテープの入れ替えがされている場合は、ダイアログボックスが表示されません。


2.ビデオテープを再生機に入れ、その再生機を選択一覧から選びます。

ビデオ操作ボタンで、ロール1のビデオテープが入っている再生機をコントロールできるようになります。再生機の番号は、Player番号(VTRの設定でしたアサイン状態)を表します。

※再生機のカウンタが相対値の場合は、ビデオテープを入れ替えたり、ビデオ機器の電源を切ったりするとカウンタがずれます。初めにビデオテープを完全に頭に巻戻してカウンタをリセットしておいてください。


3.〔ロール〕ウィンドウのビデオクリップ1を選択します。


4.ビデオ操作ボタンを使って再生機を操作し、編集を開始する映像になったら〔MARK-IN〕ボタンをクリックします。

ビデオクリップの〔IN〕にテープのカウンタが表示されます。同時にビデオの映像がキャプチャされて、縮小表示されます。


5 編集を終了する映像になったら〔MARK-OUT〕ボタンをクリックします。

ビデオクリップの〔OUT〕にテープのカウンタが表示されます。

ビデオクリップの〔DUR=長さ〕の部分にはビデオクリップの長さ(〔IN〕点から〔OUT〕点の時間)が表示されます。


6 自動的に次の新しいビデオクリップができるので、操作4、5を繰り返して次のビデオクリップを作成します。


■ロールの変更

●ロールに名前をつける

ロールに名前をつけて、タイトルバーに表示させることができます。


1.名前を変更する〔ロール〕ウィンドウをクリックして選択します。〔編集〕メニューから〔ロールの名前〕を選択すると、ダイアログボックスが表示されます。

2.〔ロール〕ウィンドウにつける名前を入力します。


3.〔OK〕をクリックすると、〔ロール〕ウィンドウのタイトルバーに名前が表示されます。


●ロールを追加する

ロールは最大16個まで作ることができます。
〔編集〕メニューから〔ロールの追加〕を選択すると、新しい〔ロール〕ウィンドウが追加されます。基本的に、ビデオテープ1本に対してロールを1つ作ります。


●ロールを削除する

イベントシーケンスに何も設定していないときだけ、ロールを削除できます。

削除するロールをクリックして選択します。〔編集〕から〔ロールの削除〕を選択します。

※イベントシーケンスに何かイベントが登録されている場合は削除できません。


■ビデオクリップの変更

●ビデオクリップのカウンタを変更する

ビデオクリップのカウンタを変更するには次の2つの方法があります。


<方法1>

1.ツールバーから、変更するロールの〔再生ロール〕ボタンをクリックします。

〔テープの入れ替え〕ダイアログボックスが表示されたときは、ビデオテープを入れ替えてその再生機を選択します。

※ロール9〜16の場合は、〔表示〕メニューの〔VTRのロール一覧〕から操作します。


2.変更するビデオクリップを選択し、ビデオ操作ボタンを使って再生機 を操作して、〔MARK-IN〕=ここから、〔MARK-OUT〕=ここまで、の各ボタンでカウンタを読み込み直します。


<方法2>

1.変更するビデオクリップをダブルクリックすると、ダイアログボックスが表示されます。またはビデオクリップを選択して、〔編集〕メニューから〔ビデオクリップの修正〕を選択します。

2.変更するカウンタを、キーボードでテキストボックスに入力します。ダイアログボックスの〔メモ〕には、ビデオクリップについてメモを書いておくことができます。


3.再生スピードを〔通常〕〔倍速〕〔スロー〕の3種類から選んで設定します。

*倍速・スロー再生非対応のVTRをご使用の場合は、使用できません。

*VTRにより倍速・スロー再生時にはノイズが混入したり、不安定な映像になることがあります。


●映像のキャプチャ

すでに作成したビデオクリップの映像をキャプチャし直すときに使います。

1.ツールバーから、キャプチャするロールの〔再生ロール〕ボタンをクリックします。

〔テープの入れ替え〕ダイアログボックスが表示されたときは、ビデオテープを入れ替えてその再生機を選択します。

※ロール9〜16の場合は、〔表示〕メニューの〔VTRのロール一覧〕から操作します。

2.キャプチャするビデオクリップを選択します。


3.ビデオ操作ボタンを使って、再生テープのキャプチャする映像を探します。


4.〔キャプチャ〕ボタンをクリックすると、クリックした瞬間の映像がビデオクリップに縮小表示されます。


※この〔キャプチャ〕機能は、ビデオクリップにビデオ映像を縮小表示させるだけのものです。キャプチャした画像をファイルとして保存することはできません。


●ビデオクリップの追加


1.ツールバーから、ビデオクリップを追加するロールの〔再生ロール〕ボタンをクリックします。

〔テープの入れ替え〕ダイアログボックスが表示されたときは、ビデオテープを入れ替えてその再生機を選択します。

※ロール9〜16の場合は、〔表示〕メニューの〔VTRのロール一覧〕から操作します。


2.〔クリップ〕ボタンをクリックすると、ロールの一番最後に新しいクリップが追加されます。または〔編集〕メニューから〔ビデオクリップ追加〕を選択します。

●GOTO-IN(サーチイン)/GOTO-OUT(サーチアウト)

ビデオクリップのイン点またはアウト点を、ビデオテープからサーチします。

1.ツールバーから、サーチするロールの〔再生ロール〕ボタンをクリックします。

〔テープの入れ替え〕ダイアログボックスが表示されたときは、ビデオテープを入れ替えてその再生機を選択します。

※ロール9〜16の場合は、〔表示〕メニューの〔VTRのロール一覧〕から操作します。

2.サーチするビデオクリップを選択します。


3.〔サーチイン〕または〔サーチアウト〕ボタンをクリックすると、ビデオクリップのイン点またはアウト点をサーチしてポーズ状態になります。


■ビデオクリップ作成方法の設定 (オプション)

〔設定〕メニューから〔オプション〕を選択すると、設定ダイアログボックスが表示されます。


〔自動キャプチャ〕

MARK-IN〕または〔MARK-OUT〕ボタンをクリックしたときに、ビデオ映像を自動的にキャプチャするかどうかを設定します。

MARK-IN〕:〔MARK-IN〕ボタンをクリックした瞬間の映像が自動的にキャプチャされ、ビデオクリップに縮小表示されます。

MARK-OUT〕:〔MARK-OUT〕ボタンをクリックした瞬間の映像が自動的にキャプチャされ、ビデオクリップに縮小表示されます。

〔なし〕:映像は自動的にキャプチャされません。


〔ビデオクリップ自動追加〕

ロールの一番最後のビデオクリップを作成したとき、〔MARK-OUT〕ボタンをクリックすると同時に次の新しいクリップが追加されます。

〔キューアクションの自動起動〕

『マルチロールエディタ』を起動したときに、同時に『キューアクション』が起動します。『キューアクション』が起動していないときは、チェックを入れて〔OK〕をクリックしてダイアログボックスを閉じると、『キューアクション』が起動します。

■ビデオ機器のコントロール

●ビデオ機器を切り替える

ビデオ操作ボタンからコントロールできるビデオ機器を切り替えます。切り替える方法は2つあります。


<方法1>

ツールバーの〔録画ロール〕ボタンをクリックすると、録画機をコントロールできるようになります。ツールバーの〔録画ロール〕ボタンをクリックすると、録画機をコントロールできるようになります。

ツールバーの〔再生ロール〕ボタンをクリックすると、選択したロールのビデオテープが入っている再生機をコントロールできるようになります。

選択したロールのビデオテープが入っていない場合は、〔テープの入れ替え〕ダイアログボックスは表示されます。ビデオテープを入れた再生機を選択し〔OK〕をクリックすると、選択した再生機をコントロールできるようになります。

ステータスバーに現在コントロールできるビデオ機器の番号とロール番号が表示されます。
※ロール9〜16の再生機に切り替えるには、<方法2 >で行ってください。


<方法2>

1.〔表示〕メニューの〔VTRのロール一覧〕をダイアログボックスが表示されます。

現在ビデオ機器に入っているビデオテープが表示されます。


〔VTR〕:ビデオ機器のアドレスを表します。

〔ロール〕:それぞれのビデオ機器に入っているロール(ビデオテープ)の名前が表示されます。


2.再生機のロールを入れ替えるときは、〔ロール〕の選択一覧で入れ替えるロールを選択します。

このとき、必ず再生機のビデオテープを、設定したロールのビデオテープに入れ替えてください。


3.操作するビデオ機器のボタンをクリックし、〔OK〕をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

ビデオ操作ボタンから、選択したビデオ機器をコントロールできるようになります。


<例>ロール9をVTR1に入れて再生する場合

1.ダイアログボックスの〔VTR1〕の〔ロール〕にロール9を選択します。

2.再生機にロール9のビデオテープを入れます。

3.〔VTR1〕のボタンをクリックします。

4.〔OK〕をクリックしてダイアログボックスを閉じると、ビデオ操作ボタンから再生機1に入っているロール9をコントロールできます。

ステータスバーには、〔VTR1-Roll9〕と表示されます。

ビデオ操作ボタンを使う

ビデオ操作ボタンのそれぞれのボタンをクリックすると、選択しているビデオ機器をコントロールできます。
ボタンの色が黄色のときは、ビデオ機器が準備中です。実際にビデオ機器が動作すると、ボタンの色が緑色または赤色になります。

※RSVケーブル+RM-300赤外線リモコン接続の場合は、ボタンに色がつきません。VTR本体を操作して頭出し等を行ないます。ただし編集実行時には自動的に制御されます。

シャトルリング:左右にドラッグすると、再生巻戻し/再生早送りをします。


ジョグダイヤル:ジョグダイヤルの上で右クリックしてからマウスを左右に動かすと、コマ送りします。もう一度マウスボタンをクリックすると、解除されます。


※録画機が赤外線リモコン接続の場合は、シャトルリング/ ジョグダイヤルは動作しません。VTR本体を操作して頭出し等を行ないます。ただし編集実行時には自動的に制御されます。

※シャトルリング/ジョグダイヤルやビデオ操作ボタンは、ビデオ機器によって動作しないものもあります。

※ビデオ機器ボタンがグレー表示で選べないときは、〔録画ロール〕ボタンまたは〔再生ロール〕ボタンでコントロールするビデオ機器を選択します。


ステータスバーに、現在のビデオ機器をコントロールしている状態が表示されます。
表示内容の意味は次のようになります。

PLAY:再生 SEACH:サーチ(コマ送り)または再生ポーズ

STOP:停止 RECPAUSE:録画ポーズ

REW:巻戻し RECORD:録画

FFW:早送り

SHUTTLE:シャトルリングでコントロールしているとき

OFF:ビデオ機器の電源が入っていないとき

NO TAPE:ビデオテープが入っていないとき

ERROR:ビデオ機器からの反応がエラーだったとき

〔PLAY*〕などの「*」はビデオ機器が準備中ということを表します。


イベントシーケンスの作成

あらかじめ作成したビデオクリップやバックカラー、ビットマップ、スキャンコンバータを順番に並べて、イベントシーケンスを作成します。また、映像の切り替えかたや合成のしかたなどを設定します。

このイベントシーケンスはできあがりのビデオテープをイメージして、時間軸に沿ってそれぞれのイベントを表しています。

シーケンスは〔イベントシーケンス〕、〔イベントリスト〕の2つのウィンドウで表示されます。

〔イベントシーケンス〕:時間軸にそってプログラム、トランジション(映像の切り替えかた)、エフェクト、キュー、アフレコが表示されます。それぞれをトラックと呼びます。

このプログラム/トランジション/エフェクトをまとめてイベントと呼びます。

左上部のカウンター上段は基点を00:00:00:00とした現在カーソル位置の時間を表示します。下段は録画機オフセット時間が加算され、録画機のカウンターに換算した現在カーソル位置のカウンター値をを表示します。

〔イベントリスト〕:イベントシーケンス上のクリップの内容が絵コンテのように表示されます。LAPにはそのイベントの開始時間が表示されます。


■プログラムトラックへの登録

シーケンスには次の4種類のクリップを登録できます。

ビデオクリップ(R*-C*):あらかじめ〔ロール〕ウィンドウで作成

〔ビデオクリップ〕

バックカラー(BC):単色の背景

ビットマップ(BMP):ビットマップファイル

スキャンコンバータ(SC):コンピュータのディスプレイ画面


●ビデオクリップを登録する

ビデオクリップを登録するには、次の2つの方法があります。

<方法1>

1.〔イベントシイーケンス〕(または〔イベントリスト〕)ウィンドウのビデオクリップを挿入したい場所をクリックして、カーソルを合わせます。

〔イベントシーケンス〕、または〔イベントリスト〕ウィンドウのイベントをクリックして選択すると、そのイベントの直前にカーソルが移動します。イベントを選択していない場合は、シーケンスの一番最後に追加されます。

※すでに登録されているイベントの途中には挿入できません。イベントとイベントの間に挿入してください。


2.編集〕メニューの〔イベント追加〕から〔ビデオクリップ〕を選択すると、追加ダイアログボックスが表示されます。


〔ロール〕:登録するビデオクリップのロール番号入力します。

〔クリップ〕:登録するビデオクリップのクリップ番号を入力します。

〔音量〕:ビデオクリップの音量を設定します。

〔修正〕ボタン:クリックすると、ビデオクリックを修正するダイアログボックスが表示されます。ビデオクリップのカウンタなどを修正します。

3.〔OK〕をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

〔イベントシーケンス〕ウィンドウのクリップトラックと〔イベントリスト〕をウィンドウに〔R*-C*〕(例R1-C1:ロール1のビデオクリップ1)が追加されます

〔ビデオクリップ〕に映像をキャプチャしている場合は、〔イベントリスト〕ウィンドウのイベントにキャプチャ映像が表示されます。


<方法2>

1.あらかじめ作成したビデオクリップを、〔イベントシーケンス〕、または〔イベントリスト〕ウィンドウの登録したい場所にドラッグ&ドロップします。


〔イベントシーケンス〕ウィンドウのクリップトラックと〔イベントリスト〕ウィンドウに、ビデオクリップが追加されます。


2.追加されたクリップトラック、または〔イベントリスト〕ウィンドウの〔ビデオクリップ〕をダブルクリックすると、ダイアログボックスが表示されます。ここで音量を設定します。


設定内容を修正するときは、クリップトラック上のビデオクリップ、または〔イベントリスト〕ウィンドウのイベントをダブルクリックします。ダイアログボックスが表示されるので、内容を修正します。

※TBC-802未使用で次のような場合、〔VTR2〕で作成したビデオクリップはA/Bロール編集のB側でしか使えません。

・再生機2台のビデオテープの種類(Hi8、デジタルビデオ、VHSなど)が違う場合

・再生機2台のうちどちらかが相対カウンタの場合。また、このとき、B側のビデオテープを再生している間は、A側のビデオテープも同時に再生しておく必要があります。A側のビデオテープが十分残っているかを確認してから設定してください。

Aの映像からBの映像への〔トランジション〕は〔フリーズトランジション〕オフに設定してください。

●バックカラーを登録する

シーケンスにバックカラーを登録します。

1.〔イベントシーケンス〕(または〔イベントリスト〕)ウィンドウの、バックカラーを挿入したい場所をクリックして、カーソルを合わせます。

〔イベントシーケンス〕、または〔イベントリスト〕ウィンドウのイベントをクリックして選択すると、そのイベントの直前にカーソルが移動します。イベントを選択していない場合は、シーケンスの一番最後に追加されます。

※すでに登録しているイベントの途中には挿入できません。イベントとイベントの間に挿入してください。


2.〔編集〕メニューの〔イベント追加〕から〔バックカラー〕を選択すると、追加ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスが表示されている間は、モニタ画面でバックカラーの色を確認できます。


3.登録する色を変更するときは、〔色の指定〕ボタンをクリックすると設定ダイアログボックスが表示されます。


4.〔基本色〕または〔作成した色〕パレットから設定する色をクリックして、選択します。設定する色を新しく作成する場合は、ここで<新しい色を作成する>の操作をしてください。


5.〔OK〕をクリックしてダイアログボックスを閉じると、追加ダイアログボックスに戻ります。

6.〔長さ〕にバックカラーを表示する時間を入力します。


7.〔OK〕をクリックしてダイアログボックスを閉じます。


<新しい色を作成する>

1.〔色の設定〕ダイアログボックスの〔色の作成〕ボタンをクリックします。

ダイアログボックスが右に開きます。


2.作成した色〕パレットの中から新しい色を入れるパレットを選択します。

3.〔色選択〕ボックスの中から設定する色の部分をクリックします。


4.〔明るさ〕バーの右の三角を上下にドラッグして明るさを調節します。

色を変えると、〔色I純色〕ボックスの左半分に新しい色が表示されます。右半分は指定した色に最も近い純色(使用しているディスプレイボードでそのまま表示できる色)が表示されます。純色を選ぶときは、〔色I純色〕ボックスの右半分をダブルクリックします。

※ディスプレイボードの設定によっては、〔色〕と〔純色〕が同じ場合もあります。


5.〔色の追加〕ボタンをクリックすると指定のパレットに新しい色が追加されます。


6.〔OK〕をクリックしてダイアログボックスを閉じると追加ダイアログボックスに戻り、作成した色が設定されます。


設定内容を修正するときは、クリップトラック上の〔BC〕、または〔イベントリスト〕ウィンドウのイベントをダブルクリックします。ダイアログボックスが表示されるので、内容を修正します。


●ビットマップを登録する

シーケンスにビットマップを登録します。
1.〔イベントシーケンス〕(または〔イベントリスト〕)ウィンドウの、ビットマップを挿入したい場所をクリックして、カーソルを合わせます。

〔イベントシイーケンス〕、または〔イベントリスト〕ウィンドウのイベントをクリックして選択すると、そのイベントの直前にカーソルが移動します。イベントを選択していない場合は、シーケンスの一番最後に追加されます。

※すでに登録しているイベントの途中には挿入できません。イベントとイベントの間に挿入してください。


2.〔編集〕メニューの〔イベント追加〕から〔ビットマップ〕を選択すると、追加ダイアログボックスが表示されます。


3.〔参照〕ボタンをクリックすると、〔ファイルを開く〕ダイアログボックスが表示されます。


4. 登録するビットマップファイル(.bmp)を選択します。〔OK〕をクリックしてダイアログボックスを閉じると、追加ダイアログボックスに戻ります。

〔ファイル〕に選択したファイル名が表示されます。


5.〔長さ〕にビットマップを表示する時間を入力します。


6.〔OK〕をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

〔イベントシーケンス〕ウィンドウのクリップトラックと〔イベントリスト〕ウィンドウに〔BMP〕(ビットマップ)が追加されます。〔イベントリスト〕ウィンドウのイベントには画像が縮小表示されます。


設定内容を修正するときは、クリップトラック上の〔BMP〕、または〔イベントリスト〕ウィンドウのイベントをダブルクリックします。ダイアログボックスが表示されるので、内容を修正します。


●スキャンコンバータを登録する

シーケンスにスキャンコンバータを登録します。スキャンコンバータとは、コンピュータのディスプレイの画面をモニタ画面に映したものです。〔スキャンコンバータ〕のイベントに対して〔キューアクション〕や〔スーパースクローラー〕を設定すると、画像ファイルなどを録画できます。

※スキャンコンバータを使うときは、ディスプレイの表示を640×480ドット、または 640×400ドットに設定してください。


1.〔イベントシーケンス〕(または〔イベントリスト〕)ウィンドウの、スキャンコンバータを挿入したい場所をクリックして、カーソルを合わせます。

〔イベントシーケンス〕、または〔イベントリスト〕ウィンドウのイベントをクリックして選択すると、そのイベントの直前にカーソルが移動します。

イベントを選択していない場合は、シーケンスの一番最後に追加されます。

2.〔編集〕メニューの〔イベント追加〕から〔スキャンコンバータ〕を選択すると、追加ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスが表示されているあいだは、モニタ画面でスキャンコンバータの動作を確認できます。

3.〔長さ〕にスキャンコンバータを表示する時間を入力します。

4.〔OK〕をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

〔イベントシーケンス〕ウィンドウのクリップトラックと〔イベントリスト〕ウィンドウに〔SC〕(スキャンコンバータ)が追加されます。


設定内容を修正するときは、クリップトラック上の〔SC〕、または〔イベントリスト〕ウィンドウのイベントをダブルクリックします。ダイアログボックスが表示されるので、内容を修正します。

■映像画面転換の設定(トランジション)

Aの映像からBの映像に切り替える方法を設定します。

イベントを設定したときは、トランジションはすべてカットに設定されています。これを変更して設定します。


1.〔イベントシーケンス〕上の変更するトランジションをダブルクリックすると、〔トランジション修正〕ダイアログボックスが表示されます。

またはトランジションを選択して、〔編集〕メニューから〔トランジション修正〕を選択します。

〔カット〕:映像が瞬時に切り替わります。

〔ミックス〕:2つの映像が重なりながら切り替わります。

〔ワイプ〕:2つの映像がワイプパターンを使って切り替わります。

ワイプには次の2種類があります。

<ワイプパターン>

あらかじめセットされているワイプパターンを使ってワイプします。ワイプパターンは 13種類用意されています。

1.〔ワイプ〕を選択すると設定レバーが表示されます。

2.設定レバーをドラッグするとワイプパターンの図が表示されるので、 設定するパターンを選択します。

〔リバース〕:チェックを入れると、ワイプパターンの図と逆の方向にワイプします。


<アルファワイプパターン>

アルファワイプ用のオリジナルの画像ファイルを使ってワイプします。

1.設定レバーをドラッグして一番右に設定すると、〔ファイル〕にテキストボックスと〔参照〕ボタンが表示されます。

2.〔参照〕ボタンをックリックすると、〔ファイルを開く〕ダイアログボックスが表示されます。

3.アルファワイプ用の画像ファイル(ビットマップファイル(.bmp))を選びます。

〔リバース〕:チェックを入れると、ワイプの方向が逆になります。

※アルファワイプ用の画像ファイルは、640×480ドットの白黒グラデーションのビットマップファイル(.bmp)が最適です。ビデオくん編集スタジオに付属のCD-ROMにはアルファワイプ用の画像ファイルが数多く用意されていますので、ご利用ください。

※連続録画できるイベント内では、アルファワイプのパターンは1種類しか使えません。〔イベントシーケンス〕上での設定はできますが、テスト/実行したときに2つめの設定は無視されます。連続録画できるかどうかは、〔テスト〕をすると確認できます。

〔スピード〕:〔ミックス〕〔ワイプ〕を設定したときに、映像を切り替えるスピードを調整します。設定レバーをドラッグして設定します。設定範囲は0(速い)〜300(遅い)です。

※0に設定すると自動的に設定されます。
〔フリーズトランジション〕:〔ミックス〕〔ワイプ〕を設定したときに設定します。

オンに設定すると、Aの映像がイベントの最後で自動的にフリーズします。フリーズした映像とBの映像がミックス/ワイプされます。オフに設定すると、Aの映像が再生されたまま、Bの映像に切り替わります)。


設定できるトランジションの機能は、Aの映像とBの映像の設定状態によって違います。また、Aの映像がビデオクリップのときは、Aのイベントのトランジションとエフェクトの設定状態も影響します。

Aの映像とBの映像の設定状態によって、トランジションのどの機能が設定できる場合とできない場合とがあります。

同じロールどうしの切り替えでは、〔フリーズトランジション〕をオフにできません。

主に次の場合には、カットしか設定できません。

○バックカラーどうし、ビットマップどうし、スキャンコンバータどうしのとき

○1番目のイベント
※再生機1台で複数のロールを入れ替えて使っているときは、〔フリーズトランジション〕をオフに設定すると〔テスト〕/〔実行〕ができません。この場合は、〔フリーズトランジション〕をオンにしてください。

※TBC-802未使用で次のような場合、〔VTR2〕で作成したビデオクリップはA/Bロール編集のB側でしか使えません。

・再生機2台のビデオテープの種類(Hi8、デジタルビデオ、VHSなど)が違う場合

・再生機2台のうちどちらかが相対カウンタの場合

この場合のAの映像からBの映像への〔トランジション〕は、〔フリーズトランジション〕オフに設定してください。

〔OK〕をクリックしてダイアログボックスを閉じます。


■エフェクトトラックの設定

ビデオクリップに対してメモリエフェクト/テロップ/キー合成のエフェクトを設定できます。ビデオクリップ以外のイベントにはエフェクトを設定できません。

エフェクトは1つのイベントに対して1つしか設定できません。また、イベントをまたがって設定することはできません。

●映像に特殊効果をかける(メモリエフェクト)

映像に特殊効果をかけることができます。

※ビデオクリップを登録しているイベントに対してのみ設定できます。ビデオクリップ以外のイベントには設定できません。また、トランジションがかかっているあいだは設定できません。


1.〔イベントシーケンス〕ウィンドウの、エフェクトを設定するビデオクリップをクリックして選択します。

〔イベントシーケンス〕のビデオクリップをクリックして選択すると、そのイベントの直前にカーソルが移動します。


2.〔編集〕メニューの〔エフェクト追加〕から〔メモリエフェクト〕を選択すると、追加ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスが表示されているあいだは、モニタ画面でメモリエフェクトの動作を確認できます。モニタ画面で確認しながら設定するときは、何かビデオ映像も映してください。


〔フリーズ/ストロボ〕:フリーズでは映像が静止画像になります。ストロボでは映像が一定間隔で静止画像になります。

設定レバーをドラッグして設定します。設定範囲は、Off/フリーズ/ストロボ1(速い)〜7(遅い)です。

〔ソラリゼーション〕:映像が絵画調になります。

設定レバーをドラッグして設定します。設定範囲は、Off/1(弱い)〜3(強い)です。

〔イン〕:エフェクトがかかり始める時間を入力します。

〔アウト〕:エフェクトが終わる時間を入力します。


3.〔OK〕をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

〔イベントシーケンス〕ウィンドウのエフェクトトラックに〔メモリエフェクト〕が追加されます。


設定内容を修正するときは、エフェクトトラック上の〔メモリエフェクト〕をダイアログボックスが表示されるので、内容を修正します。


●映像にテロップをいれる

映像にテロップを合成することができます。テロップファイルはあらかじめ『テロップメーカー』で作成します。

※ビデオクリップを登録しているイベントに対してのみ設定できます。ビデオクリップ以外のイベントは設定できません。また、イベントのアウト点から手前の1秒間とトランジションがかかっているあいだは設定できません。

※『テロップメーカー』の使い方はビデオくん編集スタジオに付属の「システムソフトウェア」取扱説明書をご覧ください。

1.〔イベントシーケンス〕ウィンドウの、テロップを設定するビデオクリップをクリックして選択します。

〔イベントシーケンス〕、または〔イベントリスト〕ウィンドウのイベントをクリックして選択すると、そのイベントの直前にカーソルが移動します。


2.〔編集〕メニューの〔エフェクト追加〕から〔テロップ〕を選択すると、追加ダイアログボックスが表示されます。

〔参照〕ボタン:クリックすると〔ファイルを開く〕ダイアログボックスが表示されます。ファイルを読み込むと、〔ファイル〕に設定したファイルの名前が表示されます。テロップファイル(.blp)を設定することができます。

〔イン〕:テロップの表示開始時間を入力します。

〔アウト〕:テロップの表示終了時間を入力します。

※イベントのアウト点から手前の1秒間は設定できません。

テロップの表示のしかたを設定します。

〔ミックス〕:徐々に表示されます(消えます)。

〔下から〕/〔上へ〕:下から上へ移動します。

〔右から〕/〔左へ〕:右から左へ移動します。

〔左から〕/〔右へ〕:左から右へ移動します。

〔上から〕/〔下へ〕:上から下へ移動します。

〔スピード〕:設定レバーをドラッグして、テロップの移動する速さを設定します。設定範囲は、0(速い)〜8(遅い)です。

〔テスト〕ボタン:〔ロード〕ボタンをクリックしてファイルを読み込んでから、〔テスト〕ボタンをクリックすると、モニタ画面でテロップの動作を確認できます。テストをするときは、モニタ画面に何かビデオ映像を映してください。TBC-802未使用のときは、ビデオ1の映像に対してのみテストできます。

〔ロード〕ボタン:設定しているテロップファイルを読み込みます。

※テロップは、自動的に暗い部分が透明になり、そこにビデオ映像が合成されます。


3.〔OK〕をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

〔イベントシーケンス〕ウィンドウのエフェクトトラックに〔テロップ〕が追加されます。


設定内容を修正するときは、エフェクトトラック上の〔テロップ〕をダブルクリックします。ダイアログボックスが表示されるので、内容を修正します。


●キー合成する

スキャンコンバータの画像とビデオ映像を合成することができます。

キュートラックに〔キューアクション〕や〔スーパースクローラー〕を設定するときに、エフェクトトラックに〔キー合成〕を設定しておくと、画像ファイルなどをビデオ映像に合成させて録画できます。

※ビデオクリップを登録しているイベントに対してのみ設定できます。ビデオクリップ以外のイベントには設定できません。また、トランジションがかかっているあいだは設定できません。

※キー合成を使うときは、ディスプレイの表示を640×480ドット、または640×400ドットに設定してください。


1.[イベントシーケンス]ウィンドウの、キー合成を設定するビデオクリップをクリックして選択します。

[イベントシーケンス]、または[イベントリスト]ウィンドウのイベントをクリックして選択すると、そのイベントの直前にカーソルが移動します。

2.[編集]メニューの[エフェクト追加]から[キー合成]を選択すると、追加ダイアログボックスが表示されます。

ダイアログボックスが表示されているあいだは、モニタ画面でキー合成の動作を確認できます。モニタ画面で確認しながら設定するときは、何かビデオ映像も映してください。 TBC-802未使用のときは、ビデオ1の映像に対してのみ確認できます。

[キー合成]:キー合成の方法を設定します。

[デジタルクロマキー]:スキャンコンバータの画像の青い部分が透明になり、その透明な部分にビデオ映像が合成されます。

[デジタルルミナンスキー]:スキャンコンバータの画像の暗い部分が透明になり、その透明な部分にビデオ映像が合成されます。

[アナログクロマキー]:[ビデオ1イン]端子の映像の青い部分が透明になり、その透明な部分にスキャンコンバータの画像が合成されます。

[アナログルミナンスキー]:スキャンコンバータの画像の暗い部分から徐々に透明になり、その透明な部分にビデオ映像が合成されます。

[レベル]:設定レバーをドラッグして、合成の度合いを調整します。

[リバース]:[デジタルクロマキー]と[デジタルルミナンスキー]を選択したときに設定できます。[デジタルクロマキー]で[リバース]を設定すると、スキャンコンバータの画像の青色以外の部分が透明になります。[デジタルルミナンスキー]で[リバース]を設定すると、スキャンコンバータの画像の明るい部分が透明になります。

[イン]:キー合成開始時間を入力します。

[アウト]:キー合成終了時間を入力します。


3.[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

[イベントシーケンス]ウィンドウのエフェクトトラックに[キー合成]が追加されます。


設定内容を修正するときは、エフェクトトラック上の[キー合成]をダブルクリックします。ダイアログボックスが表示されるので、内容を修正します。


■キュートラックの設定

キュートラックには『キューアクション』、『スーパースクローラー』のコントロール、[AUXイン]端子の音声をキュー出しするタイミングを設定します。


●『キューアクション』を動作させる

『キューアクション』に登録したキーを実行するタイミングを『マルチロールエディタ』でコントロールできます。『キューアクション』を使うと、次のファイルをコントロールできます。

AVIファイル(.avi):動画

ビットマップファイル(.bmp):静止画

WAVEファイル(.wav):音声

MIDIファイル(.mid)

オーディオCDファイル(audiocd.cd)

MIDI出力ファイル(midiout.mo)

シリアルコントロールファイル(.ser)

※ビデオくんコントロールファイル(vkun.vk)は、『キューアクション』に登録できますが動作しません。また、シリアルコントロールファイル(.ser)は、『マルチロールエディタ』のシリアルポートの設定と重ならない場合にのみ動作します。

※『キューアクション』のキー操作のレコーディング機能は、『マルチロールエディタ』からコントロールできません。


AVIファイル(.avi)やビットマップファイル(.bmp)などの画像を登録するときは、イベントを次のどちらかに設定すると、画像をモニタ画面に表示して、これを録画できます。

設定1.クリップトラックにビデオクリップ、エフェクトトラックにキー合成

設定2.クリップトラックにスキャンコンバータ また、WAVEファイル(.wav)、MIDIファイル(.mid)、CDオーディオ(cdaudio.cd)で音声を登録するときは、その前後で[AUXオーディオ]を設定すると、音声を変えることができます。


1.イベントを設定します。

AVIファイル(.avi)やビットマップファイル(.bmp)などの画像ファイルを設定するときは、上記の設定1、または設定2にします。

※ディスプレイの表示は640×400ドット、または640かける480ドットに設定しておいてください。


2.『キューアクション』を起動していない場合は、[オプション]ダイアログボックスで起動します。

<起動方法>

[設定]メニューから[オプション]を選択すると、ダイアログボックスが表示されます。[キューアクション自動起動]にチェックを入れてOK]をクリックすると、『キューアクション』が起動します。

※[キューアクション自動起動]を設定しておくと、『マルチロールエエディタ』を起動したときに『キューアクション』も同時に起動します。タスクバーの[スタート]ボタンから『キューアクショション』を起動すると、『キューアクション』の機能は使えません。


3.[イベントシーケンス]ウィンドウの、『キューアクション』の実行を設定したい場所をクリックして、カーソルを合わせます。タイムルーラの部分をクリックすると、任意の時間にカーソルを合わせることができます。


4.[編集]メニューの[キュー追加]から[キューアクション]を選択すると、追加ダイアログボックスは表示されます。またはシーケンストラックのタイムライン上にカーソルを置きキュートラックのところでマウス右ボタンでメニューを出し選択します。


[キュー]:『キューアクション』に登録するキーを入力します(ファンクションキーは設定できません)。

[設定]ボタン:登録するキーを[キュー]に入力してから[設定]ボタンをクリックすると、 [キュー情報]ダイアログボックスが表示されます。[参照]ボタンをクリックすると、[ファイルを開く]ダイアログボックスが表示されるので、登録するファイルを選択します。この[キー情報]ダイアログボックスは、『キューアクション』で表示されるダイアログボックスと同じもので、キーにいろいろなファイルを登録したり、登録内容を変更したりします(詳しい使い方はビデオくん編集スタジオ付属の「アップグレードソフトウエア説明書」の『キューアクション』をご覧ください)。

[STOP]:『キューアクション』での動画、音声の動作が停止します。

[CLS]:ディスプレイ画面の画像が消えます。

[タイム]:登録した動作を開始する時間を入力します。

[テスト]ボタン:クリックすると、モニタ画面で動作を確認できます。テストをするときは、モニタ画面に何かビデオ映像を映してください。

TBC-802未使用のときは、ビデオ1の映像に対してのみテストできます。

ビデオ映像との合成の度合いは、[キー合成]で設定します。

[Esc]キーを押すとダイアログボックスに戻ります。


5.[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

[イベントシーケンス]ウィンドウのキュートラックに『キューアクション』のキーが追加されます。


設定内容を修正するときは、キュートラック上の項目をダブルクリックします。ダイアログボックスが表示されるので、内容を修正します。また、[Shift]キーを押しながらキュートラック上の項目をドラッグして、設定されたタイムを変更することもできます。

※『キューアクション』本体からキーファイル(.key)を読み込まないでください。[キューアクション]の機能が使えなくなります。

※テスト/実行中で、『キューアクション』が動作しているときに録画ポーズ状態になると、『キューアクション』の動作が自動的に停止します。連続録画できるかどうかは、[テスト]をすると確認できます。

※[キューアクション]を起動している場合、『マルチロールエディタ』のファイルを保存すると、編集データ(.mrt)と同じファイル名のキーファイル(.key)が自動的に保存されます。


●AUXオーディオを設定する

ビデオボードの[AUXイン]端子から入力した音声をコントロールできます。

1.[イベントシーケンス]ウィンドウの、音声のコントロールを設定したい場所をクリックして、カーソルを合わせます。


2.[編集]メニューの[キュー追加]から[AUXオーディオ]を選択すると、追加ダイアログボックスが表示されます。またはシーケンストラックのタイムライン上にカーソルを置きキュートラックのところでマウス右ボタンでメニューを出し選択します。


[音量]:設定レバーをドラッグして音量を調節します。

[スピード]:設定音量になるまでのフェード時間を設定します。

[タイム]:キュートラックに設定する時間を入力します。


3.[OK]をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。

[イベントシーケンス]ウィンドウのキュートラックに、AUXオーディオが追加されます。

設定内容を修正するときは、キュートラック上の項目をダブルクリックします。

ダイアログボックスが表示されるので、内容を修正します。

また、[Shift]キーを押しながらキュートラック上の項目をドラッグして、設定されたタイムを変更することもできます。

●『スーパースクローラー』との連携動作

「スーパースクローラー」のトリガーイベントをキュートラック上にプログラムすることができます。

1.「スーパースクローラー」を起動します。「スーパースクローラー」を操作しスクロール画像を作成します。

2.「MUVE-MR1」の[イベントシーケンス]ウィンドウの、『スーパースクローラー』の実行を設定したい場所をクリックして、カーソルを合わせます。タイムルーラの部分をクリックすると、任意の時間にカーソルを合わせることができます。

3.[編集]メニューの[キュー追加]から[スクローラー]を選択すると、追加ダイアログボックスが表示されます。またはシーケンストラックのタイムライン上にカーソルを置きキュートラックのところでマウス右ボタンでメニューを出し選択します。

[キー]:『スーパースクローラー』に設定したキーを入力します(ファンクションキーは設定できません)。

[CLS]:ディスプレイ画面の画像が消えます。

[タイム]:登録した動作を開始する時間を入力します。

4.イベントシーケンスで重ねたい再生ビデオイベントを選択します。


5.[編集]メニューから[エフェクト追加キー合成]を選択します。


6.[キー合成]のダイアログボックスが開きます。

キー合成のデジタルルミナンスキーを選択します。レベルは98又は99に設定してください。キー合成を始める時間(イン)と終わる時間(アウト)設定してください。

7.[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

※スーパースクローラとキューアクションの画像ファイルとの併用はできません。キューアクションには画像出力の設定はしないでください。



■アフレコトラックの設定

通常編集後、部分的や全編にわたり、BGMやナレーション等をアフレコしたい場合にそのデータとタイミングを設定します。このトラック上にセットしたイベントは通常の編集実行時には動作せず、「アフレコ」実行した時のみ動作します。

キュートラック『キューアクション』にBGMのイベント(音楽CD再生やWAVE/MIDIデータの再生)を設定します。

1.[イベントシーケンス]ウィンドウの、『キューアクション』の実行を設定したい場所をクリックして、カーソルを合わせます。

タイムルーラの部分をクリックすると、任意の時間にカーソルを合わせることができます。

2. [編集]メニューの[キュー追加]から[キューアクション]を選択すると、追加ダイアログボックスは表示されます。


[キュー]:『キューアクション』に登録するキーを入力します(ファンクションキーは設定できません)。

[設定]ボタン:登録するキーを[キュー]に入力してから[設定]ボタンをクリックすると、[キュー情報]ダイアログボックスが表示されます。

ボタンをクリックすると、[ファイルを開く]ダイアログボックスが表示されるので、登録するファイルを選択します。この[キー情報]ダイアログボックスは、『キューアクション』で表示されるダイアログボックスと同じもので、キーにいろいろなファイルを登録したり、登録内容を変更したりします(詳しい使い方はビデオくん編集スタジオに付属のアップグレードソフト説明書の『キューアクション』をご覧ください)。

[STOP]:『キューアクション』での動画、音声の動作が停止します。

[CLS]:ディスプレイ画面の画像が消えます。

[タイム]:登録した動作を開始する時間を入力します。

[テスト]ボタン:クリックすると、動作が確認できます。

[Esc]キーを押すとダイアログボックスに戻ります。


5.[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

[イベントシーケンス]ウィンドウのキュートラックに『キューアクション』のキーが追加されます。


設定内容を修正するときは、キュートラック上の項目をダブルクリックします。

ダイアログボックスが表示されるので、内容を修正します。

また、[Shift]キーを押しながらキュートラック上の項目をドラッグして、設定されたタイムを変更することもできます。

※『キューアクション』本体からキーファイル(.key)を読み込まないでください。

[キューアクション]の機能が使えなくなります。

※テスト/実行中で、『キューアクション』が動作しているときに録画ポーズ状態になると、『キューアクション』の動作が自動的に停止します。連続録画できるかどうかは、[テスト]をすると確認できます。

※[キューアクション]を起動している場合、『マルチロールエディタ』のファイルを保存すると、編集データ(.mrt)と同じファイル名のキーファイル(.key)が自動的に保存されます。

ただし「スーパースクローラー」についての保存は行なわれませんので「スーパースクローラー」の中身(表示内容)についての保存/呼び出しは「スーパースクローラー」自身を操作しておこなってください。

AUXオーディオ」にフェードイン/フェードアウトの設定が付加されましたので、併用することでフェード効果も可能です。

●「アフレコ」編集のポイント

1.録画VTRとアフレコトラックの同期をとる基準にするためイベントシーケンスの先頭部分に空のBC(バックカラー)イベント(2秒から5秒程度)を置きます。(下図参照)

2.その後ろに本編のイベントを並べていきます。

3.アフレコトラックにキューアクションのイベントを置き音楽CD再生等のBGMをセットします。

4.アフレコ実行時には2つめのイベントを選び、録画VTRもちょうどその位置(最初の空のBCから次の本編BCへ変わる瞬間)でポーズし、アフレコポーズの状態にしてから、編集実行します。

●「アフレコ」の実行1(アフレコ対応VTRの場合)

1.録画VTR(アフレコ対応機)を操作し、編集開始点(上記2つめのイベントの頭)でポーズし、VTRの「アフレコボタン」を押しアフレコポーズの状態にします。

2.マウスで2つめのイベントを選択します。(上図参照)

3.上部「ツールバー」の「アフレコ」ボタンを押します。

アフレコダイアログボックスが開きます。つぎに「アフレコスタート」ボタンを押します。

4.録画VTRの再生&アフレコに合わせて、キュートラックのBGMイベントが実行されます。

●「アフレコ」の実行2(アフレコ非対応VTRの場合)

録画機がアフレコ非対応の場合、その録画機の再生に合わせて(同期して)アフレコトラックのイベントを再生することができます。それをもう1台のVTRに録画すればBGM付きの完成作品ができあがります。

1.録画VTRを操作し、編集開始点(上記2つめのイベントの頭)でポーズの状態にします。

2.マウスで2つめのイベントを選択します。(上図参照)

3.上部「ツールバー」の「アフレコ」ボタンを押します。

アフレコダイアログボックスが開きます。つぎに「アフレコスタート」ボタンを押します。

4.録画VTRの再生に合わせて、キュートラックのBGMイベントが実行されますので、さらにもう1台のVTRにそのまま録画(+録音)します。


■設定の変更

●内容を変更する

[イベントシーケンス]ウィンドウ、または[イベントリスト]ウィンドウの修正する項目をダブルクリックします。ダイアログボックスが表示されるので、内容を修正します。

または、修正する項目を選択して[編集]メニューから修正コマンドを選択すると、ダイアログボックスが表示されます。


●マウスでクリップの長さを変更する

バックカラー、ビットマップ、スキャンコンバータの[長さ]を、マウス操作で変更できます。

※ビデオクリップの長さはこの方法では変更できません。ダイアログボックスで変更するか、[マークアウト]ボタンでカウンタを読み込み直してください。


1.[イベントシーケンス]ウィンドウのクリップトラック上の長さを変更するクリップを、[Shift]キーを押しながらクリックして選択したままドラッグします。


2.アウト点を設定する位置でマウスボタンをはなすと、クリップの長さが変更されます。


●キューイベントのタイムを変更する

キュートラックの項目のタイムを、マウス操作で変更できます。


1.[イベントシーケンス]ウィンドウのキュートラック上の項目を、[Shift]キーを押しながらクリックして選択したままドラッグします。


2.設定する位置でマウスボタンをはなすと、キューイベントのタイムが変更され、移動します。


●切り取り/コピー/貼り付けする

[イベントシーケンス]ウィンドウの各項目を切り取り/コピー/貼り付け(挿入)できます。

1.切り取り/コピーする項目を選択します。

2.[編集]メニューから[切り取り]または[コピー]を選択します。

3.貼り付ける場所をクリックして、カーソルを合わせます。

4.[編集]メニューから[貼り付け]を選択します。


クリップトラックのクリップを選択すると、イベント(クリップ/トランジション/エフェクト)ごと切り取り/コピーされます。また、貼り付けを選択すると、カーソルの位置に挿入されます。トランジションは切り取りするとカットになります。

エフェクトは切り取りのみです。

キュートラックの項目は、他のトラックとは独立して切り取り/コピー/貼り付け(挿入)されます。


●表示スケールを変更する

1.[イベントシーケンス]ウィンドウをクリックしてアクティブにします。

2.[表示]メニューの[表示スケール]からイベントシーケンスを表示するスケールを選択します。


●シーケンスの内容を削除する

[ファイル]メニューから[シーケンスのクリア]を選択すると、イベントシーケンスに登録した内容をすべて削除します。


■音声レベルの設定(マスタボリューム)

[ビデオクリップ]で設定した音声や、キュートラックの[AUXオーディオ]で設定した音声が、ビデオボードの[ビデオアウト]端子から出力される音量を調節します。


1.[表示]メニューから[マウスボリューム]を選択すると、[マスタボリューム]ウィンドウが表示されます。


2.設定レバーをドラッグして、音量を調節します。



映像のモニタ画面での確認(プリビュー)

編集した映像をビデオテープに録画する前に、モニタ画面で確認することができます。

※フリーズトランジションを設定しているところなど、録画した映像を見なければ分からない部分もあります。

※『スーパースクローラ』や『キューアクション』を設定しているときは、それぞれのアプリケーションをあらかじめ起動してください。また、『スーパースクローラ』には、あらかじめデータを作成し実行できる状態にしておきます。

1.[イベントシーケンス](または[イベントリスト])ウィンドウの確認するイベントをクリックして選択します。

選択しなけれは、最初のイベントから実行されます。


2.[テスト]ボタンをクリックすると、選択したイベントから順に実行されます。イベントシーケンスのタイムルーラの部分に表示されるバーは、[実行]したときに、録画ポーズされずに連続で録画できる部分を表しています。録画ポーズになるところで、[スーパースクローラー]や[キューアクション]の動作は停止します。


3.ビデオ操作ボタンの[停止]ボタンをクリックするとテストの動作が止まり、再生機が停止します。TBC-802の使用/未使用によって、映像どうしのトランジションの動作が違います。

次の場合には、テストの途中でビデオテープの入れ替えが必要になります。[テープの入れ替え]ダイアログボックスが表示されたら、ビデオテープを入れ替えて[OK]をクリックします。再びテストが始まります。

・TBC-802未使用で[VTR2]で作成したビデオクリップをA/Bロール編集のB側以外に設定した場合

・再生機1台に対して複数のロールを入れ替えて使用している場合

※再生機のカウンタが相対カウンタの場合、ビデオテープを入れ替えることができません。この場合は、入れ替えが必要ないようにイベントシーケンスの設定を変更してください。



ビデオテープに録画する(編集実行)

編集した映像を録画します。

※『スーパースクローラー』や『キューアクション』を設定しているときは、それぞれのアプリケーションをあらかじめ起動してください。また、『スーパースクローラ』には、スクロールする画像をセットしたファイルをあらかじめ読み込んでください。


1.録画機の制御にGPIを選んだ場合は、録画VTR機を直接操作して録画テープの、録画を開始する場所で録画ポーズ状態にします。

録画機の制御にVISCAを選んだ場合はツールバーの[録画ロール]ボタンをクリックして、ビデオ操作ボタンから録画機をコントロールします。録画を開始したいところでイン点ボタンを押します。(録画機オフセット時間として入力されます)また[設定]メニューから「録画機オフセットの設定」を選択し録画開始時間をセットします。

録画機オフセットを一度セットすれば途中からの編集実行ややり直しの再編集実行時にも録画機の頭出し操作を行なう必要はありません。


2.[イベントシーケンス](または[イベントリスト])ウィンドウの録画を始めるイベントをクリックして選択します。

選択しなければ最初のイベントから実行されます。[トランジション]がカットに設定されているイベントからしか実行できません。


3.[実行]ボタンをクリックすると、自動的に再生機と録画機がコントロールされて録画が始まります。

イベントシーケンスのタイムルーラの部分に表示されるバーは、連続で録画できる部分を表しています。録画ポーズ状態になると同時に、[スーパースクローラー]や[キューアクション]の動作は停止します。

次の場合には、実行の途中でビデオテープの入れ替えが必要になります。

[テープの入れ替え]ダイアログボックスが表示され、録画テープが録画ポーズまたは停止状態になったら、ビデオテープを入れ替えます。[OK]をクリックすると、再び録画が始まります。

・TBC-802未使用で(VTR2)で作成したビデオクリップをA/Bロール編集のB側以外に設定した場合

・再生機1台に対して複数のロールを入れ替えて使用している場合

※再生機のカウンタが相対カウンタの場合、ビデオテープを入れ替えることができません。この場合は、入れ替えが必要ないようにイベントシーケンスの設定を変更してください。

ステータスバーには、現在のビデオ機器の状態が表示されます。


表示内容の意味は次のようになります。

コロン(:)の左側

VTR*:再生機の番号 RecVTR:録画機

コロン(:)の右側

PLAY:再生 STOP:停止 SEARCH:サーチまたは再生ポーズ

REW:巻戻し FFW:早送り RECORD:録画

コロン(:)なし

WAIT:次のイベントのロールが準備完了して待ち状態のとき

OFF:ビデオ機器の電源が入っていないとき

NO TAPE:ビデオテープが入っていないとき

ERROR:ビデオ機器からの反応がエラーだったとき

[PLAY*]などの[*]はビデオ機器が準備中ということを表します。


4.ビデオ操作ボタンの[停止]ボタンをクリックすると実行の動作が止まり、再生機と録画機が停止します。



その他の設定

■ファイルの操作

●ファイルを新規作成する

[ファイル]メニューから[新規作成]を選択すると、次の3つのウィンドウが表示され、新しくファイルができます。

[ロール]ウィンドウ

[イベントシーケンス]ウィンドウ

[イベントリスト]ウィンドウ


●上書き保存

[ファイル]メニューから[上書き保存]を選択すると、現在読み込んでいる編集データ(.mrt)、キャプチャファイル(.mrd)、キーファイル(.key)を上書きします。

●名前を付けて保存

[ファイル]メニューから[名前をつけて保存]を選択すると、編集データ(.mrt)に新しい名前をつけて保存します。

『MUVE-MR1』を保存したときにできるファイルには、次の3種類があります。


編集データ(.mrt):『マルチロールエディター』の基本的な編集データ

キャプチャファイル(.mrd):クリップに映像をキャプチャしているときに自動的にできるファイル

キーファイル(.key):『キューアクション』を起動しているときに自動的にできるファイル

それぞれのファイル名は、編集データ(.mrt)と同じ名前になります。


●オートセーブ機能


MUVE-MR1では非常時対策としてオートセーブ機能を備えており、作業中万一暴走等によりMUVE-MR1やWindowsがフリーズしたり強制終了してしまった場合でも、その直前の作業データが保存されています。再起動させ、「データを開く」でデータフォルダから「autosv01」というファイル開くことで暴走直前の状態を復元できます。また、そのファイルは暴走するごとに新たなファイルが生成されます(autosv01、autosv02...というように)。

「autosv01」というファイルはMUVE-MR1起動中は新たな作業が行なわれる度に自動的に保存されます。ただし正常に終了した場合は自動的にそのファイルは消去されますので、必要なデータは必ず保存作業を実行してください。(「autosv01」というファイルは正常に終了されなかったり、暴走してしまった場合にのみ残ることになります)


■終了する

[ファイル]メニューから[終了]を選択すると、『マルチロールエディター』を終了します。


■トラブルシューティング


以下とは別にFAQ追加版もご覧ください。

●モニタ画面に[タスクバー]や日本語入力の[ツールバー]が表示される
[タスクバー]の[常に前に表示]の設定をオフにしてください。また、日本語入力の[ツールバーを表示]をオフにしてください。この設定をオンにしていると、スクローラや画像の表示が消えてしまうことがあります。

●スキャンコンバータの画像がモニタ画面で乱れる
スキャンコンバータ機能を使うときは、ディスプレイ表示の解像度を640×480ドットまたは640×400ドットに設定してください。PC9800シリーズのコンピュータをご使用の場合は、Windowsのコントロールパネルの[ビデオくんの設定]が、ディスプレイ表示の解像度と同じになっているか確認してください。

●AVIファイル、スクローラなどの動きが滑らかでない
AVIファイル、スクローラの画像の表示速度はコンピュータのグラフィックシステム(表示用チップ、RAM、ドライバ)に影響されます。コンピュータのCPUの速度が速くても、グラフィックシステムによって、滑らかに動作しない場合があります。

●ソフトウェア上の文字が切れるWindowsのフォントサイズが大きいと、文字が切れる場合があります。
この場合は、フォントサイズを小さくしてください。

●ビデオ編集の途中で画面が消える
スクリーンセーバーをセットアップしている場合は、設定をオフにしておいてください。オンにしていると、ビデオ編集の途中でスクリーンセーバーが動作してしまうことがあります。

●ビデオ機器をコントロールできない
ビデオ機器のカウンタタイプを確認してください。また、VISCA(LANC)接続にしている場合は、ビデオ機器のLANC MODEをS側に設定してください。これらの設定は、ビデオ機器の電源を切ったときに初期値に戻るものがありますので、一度電源を切ったらそのつど確認をしてください。

■マルチロールエディタMUVE-MR1

●ビデオ機器をコントロールできない
周辺のビデオ/コンピュータインターフェースやビデオ機器の接続を確認して、すべての機器の電源を入れてからアプリケーションを起動してください。

●TBC-802を使用しても、再生機2台しかコントロールできない。
[VTRコントロールの設定]ダイアログボックスで[TBC-802を使用]にチェックを入れていないと2台までしかコントロールできません。

●録画機が録画ポーズにならない
録画開始時のインデックス書き込み中は録画ポーズが動作しない場合があります。この場合はビデオクリップの長さを長くするなどして、編集データを変更してください。

●相対カウンタで使用時、編集の精度が低い
再生機で使用しているカウンタタイプが相対値の場合、絶対値に比べてかなり編集精度が落ちます。また、再生機の電源を切ったり、ビデオテープを入れ替えたりすると、カウンタを指定しているデータは無効となります。また、サーチをする場合は、ヘッドをテープにつけたまま行ってください(再生巻戻し、再生早送り)。

●ソニーのデジタルビデオでうまく動かない
デジタルビデオのゼロセットメモリを設定しているあいだは、編集できません。

●指定したカウンタとは違う場所をサーチする
1本のビデオテープの映像が途中で途切れていて、カウンタが途切れて記録されている場合、正しくサーチされないことがあります。この場合は、ビデオクリップを作るときに、前半の映像と後半の映像を別のロールにして作成すると正しく編集できます。

●プレビューの画像の色が違う
Windowsの表示カラーが256色以下のときに、クリップに縮小表示された画像は実際の画像と色が違う場合があります。Windowsの表示カラーを65000色(16ビットカラー)以上に設定すると、正しく表示されます。またプレビューの色が違う場合でもビデオ編集には影響しません。

●映像の色合いが違う
ご使用のビデオ機器によって、ビデオボードを経由した映像は直接モニタに映したときと色合いが異なることがあります。また、エフェクトをかけた映像やフリーズした映像など、編集の途中で色合いが変わることがあります。これは、ビデオボードの特性で、故障ではありません。

●マウスが動作しない
シリアルマウスをお使いの場合、『マルチロールエディターMUVE-MR1』の起動時や操作中にマウスが動作しなくなることがあります。シリアルマウスを接続しているシリアルポートを『マルチロールエディタMUVE-MR1』で設定している可能性があります。

この場合は次の操作をしてください。
※DOS/Vの場合は、[Rerturn]キー/[Graph]キーはそれぞれ[Enter]キー/[Alt]キーを押してください。
手順1:[VTRコントロールの設定]の[シリアルポートの設定]を変更する。
1.[Graph]+[T]キーを押すと[設定]メニューが開きます。
2.[→]矢印キーでカーソルを[VTRコントロールの設定]ダイアログボックスに合わせます。
3.[Return]キーを押すと[VTRコントロールの設定]ダイアログボックスが表示されます。
4.[Tab]キーを押してカーソルを[シリアルポートの設定]の[Vbox]に合わせ、矢印キーでシリアルマウスを接続していないシリアルポートを選びます。
5.[Tab]キーを押してカーソルを[OK]に合わせ、[Rerturn]キーを押すとダ
イアログボックスが閉じます。
手順2:『マルチロールエディタMUVE-MR1』を終了する
1.[Graph]+[F]キーを押すと[ファイル]メニューが開きます。
2.[↓]矢印キーでカーソルを[終了]に合わせ、[Rerturn]キーを押すと『マル
チロールエディタMUVE-MR1』が終了します。
手順3:Windowsを再起動する
1.[Ctrl]+[Esc]キーを押すとタスクバーの[スタート]ボタンが開きます。
2.[U]キーを押すと[Windowsの終了]ダイアログボックスが表示されます。
3.[R]キーを押すと[コンピュータを再起動する]が選ばれます。
4.[Y]キーを押すとWindowsが再起動します。

■キューアクション

●キーを押しても再生しない
[キューアクション]ウィンドウがアクティブになっていない場合は、[キューアクション]ウィンドウのキーボードをクリックしてアクティブにしてください。
また、『キューアクション』を再起動して、デバイスの利用可能状況を確認してください。「使用不可能」になっているものは、デバイスの設定を確認して「使用可能」にしてください。


●表示されたダイアログボックスがかくれる
タスクバー上にある、手前に表示したいダイアログボックスのボタンをクリックしてくさだい。


●2つ以上の画像を表示させると、画像の色がおかしくなる
Windowsの表示カラーが256色に設定されている場合、表示カラーを65000色(16ビットカラー)以上に変更してください。


●画像や音声が再生されるまでに時間がかかる
ファイルの種類やコンピュータの速度によって再生までの時間は異なります。プリロード機能を使用すると、再生までの時間を短縮できます。


●作成したシリアルコントロールファイルが読み込めない
ワープロで作成したテキストをワープロのフォーマットで保存していると読み込めません。ワープロで作成する場合は、テキスト形式で保存するようにしてください。

●ビデオ機器をコントロールできない
[ポートの設定]の設定を確認してください。[シリアルポート選択]の設定は、
工場出荷時ではCOM1になっています。特にシリアルマウスをCOM1に接続している場合、[ポートの設定]の[シリアルポート選択]を変更する必要があります。



■エラーメッセージ

ここではアプリケーションを使っているときに表示されるエラーメッセージについて、対処法を説明します。


●インストール先が書込み禁止です。または、ドライブ名が正しくありません。

書込み禁止になっているときは書込み禁止を解除します。ドライブ名が違っているときは正しいドライブ名を指定します。その後、セットアップをやり直してください。


●Windowsが組み込まれているドライブのディスク容量が不足しています。

Windowsが組み込まれているハードディスク([Windows]フォルダがあるドライブ)の容量が不足しているため、アプリケーションがセットアップできません。不要なファイルを削除してから、セットアップをやり直してください。


●ビデオボードが認識できません。

ビデオボードが正しくセットされているか確認してください。

また、l/OポートアドレスがWindowsの[コントロールパネル]の[ビデオくん設定]と一致しているかを確認してください。また他の拡張ボードが接続されている場場合は、それらの拡張ボードとビデオボードのl/Oポートアドレスが同じになっていないかを確認してください。


●ビデオくんのビデオボードを他のアプリケーションが使用しているので実行できません。

ビデオボードを使うアプリケーションは基本的には同時に使用できません。

一方のアプリケーションを終了してから起動し直してください。同時に使用できるものは、アプリケーション中のコマンドなどでもう一方のアプリケーションを起動してください。


■マルチロールエディターMUVE-MR1

●VTRが準備できていません。

●VTR*でエラーが発生しました。

ビデオ機器の接続を確認してください。また、ビデオ機器にビデオテープがセットされているか確認してください。

●再生機1台ではA/Bロール編集できません。

A/Bロール編集とは、再生機2台を同時に再生して、2つの映像を切り替えて編集することをいいます。再生機を1台しか使っていないときは、A/Aロール編集しかできません。[イベントシーケンス]上のA/Bロール編集を設定している箇所を、変更してから[テスト]/[実行]してください。